マトゥス、復活への第1歩
きのう顔面にデッドボールを受けたノーラン・ライモルド、歯は無事だったようです。奥歯がちょっとかけたけど、折れた歯はなかったとのこと。よかったよかった。ただ、少し歯がぐらついているのと、顔がはれあがって口がひらかないのとで、昨晩はチーズバーガーを食べかけたけど断念し、シェイクだけ飲んだそうな。……って、なんかもっとこう、栄養のあるものはないんですかね(^_^;; 日本人だったらこういうとき何食べるかな。おかゆか。
今日はフィリーズと対戦して1-0で勝利。勝つのはいいんだけど、なぜスプリングトレーニングで連日そんなシブイ試合を。イマイチ点がとれません。
でもって、今日のハイライトはブライアン・マトゥス!(すいません。世間ではマタス、マティスなどの表記が多いのですが、迷ったあげく今は過去記事に合わせてマトゥスにしてます。)
オープン戦初戦のパイレーツ戦(3/5)では2回6安打3失点といまひとつでした。
その試合は映像でちらっと見たのですが、それでも、3つの三振をとった球はすばらしく、しろうと目に見ても昨年よりは球が走っているようでした。
すると今日はフィリーズの主力相手に4回3安打無失点。4奪三振、無四球。ファストボールはおおむね90-91マイルでたまに93,4マイル出たこともあったよう。でもマトゥスは球速で圧倒するタイプではなく、きれのいい変化球を織り交ぜながら制球で勝負するタイプなので、変化球でストライクをとれることのほうが大切。今日はそれができていたようです。
オフシーズンにブレイディ・アンダーソンコーチのもとでびっちりトレーニングを積んできた成果が出たか。
試合後、ショウォルター監督のコメント:
「昨日、キャンプのハイライトはライモルドが骨折をまぬがれたこと、と言ったが、今日はライモルドが2位でマトゥスが1位だね。テンポも腕の振りもよくて、角度のあるボールを投げ込んでいた」
オリオールズの得点はクリス・デイヴィスのHR。手首のやわらかい、長打力を感じさせる打ち方ですね。オリオールズは中軸として期待しているのだけど、チャンスをつかめるか。
投手陣がよくなってきたらバッティングが沈黙、とかならないでほしいです(汗)。まあ、まだ開幕まで3週間ほどあるので、打撃陣の整備はこれからってことで。
それから、ビザで合流が遅れていたロニー・ポーリーノ、ようやく到着して健康診断をパスし、トレーニングに合流したようです。捕手なので、まずは投手の球を受けないといけません。
この状況についてMASNのロック・クバトコ記者がひとこと:
"He's got a lot of catching up to do, so to speak."
うまい、座布団1枚!
(キャッチアップに「追いつく」と捕手としての「キャッチング」をかけたわけですね。クバトコさんもまさか自分のジョークにより日本で座布団もらってるとは思うまい(笑))
とまあそんなわけで、マトゥスのナイスピッチングがうれしかったので、思わず3日連続アップデートしてしまいました。