Koji's Classroom II

ボルチモア・オリオールズと上原浩治投手の応援ブログ。スポナビ+から引っ越してきました。

Uehara skipping start:登板回避

Uehara skipping start ボルチモア・サン紙の見出し。

なんだか、「スキッピング スタート」って、今にもスキップして駆け出しそうなんだけど(^_^;; 「先発を飛ばす」ということなんですね。

まあ、今日は投球練習しないだろうと本人も前日にコメントしていたので、驚きはない。無理して木曜に投げるより、少し間をおいてもっといい状態にしてから登板した方がぜったいにいい。

春に痛めたときには、ジョギング開始まで1週間ほどかかった。(あくまでも報道で知った範囲なので、確実なことは言えないけれど)。今回は23日に痛めて3日めにジョギングを始めたのだから、本人の言葉どおり、春よりも多少軽い? 逆に、一番こわいのは無理をして長引かせることなので、万が一DL入りという判断が下されたとしても、それはそれでいいのかも。

DL(Disabled List:故障者リスト)は、故障発生の日まで最大10日間さかのぼって適用されるそうなので、23日から15日間だったら何日までだろう。(6月7日?)

もちろん、入らずにすませられればそれに越したことはなく、6月初っぱなのシアトルでの3連戦も当然見たいのだが、そのあとまたボルチモアでもシアトル戦はあるし……とにかく目先の都合にとらわれないというのが、今は一番いいかと思う。

ところでその上原の処遇も含めて、オリオールズは今、ある意味カオスというか、ビッグバンというか、いきなりすごい変革期に突入してしまっている。

前回の上原の登板前日に投げたイートンが、あまりの不調のため戦力外になり、今日は、3Aから25歳のルーキー、ジェイソン・バーケンが昇格、初先発して初勝利。パイを顔にべちゃっと押しつけられて祝福されている動画が出ているところを見ると(先日もAロッドがやられてましたね。しかしなんでパイ投げが好きなんだ、アメリカ人^_^;;)、チームはかなりのお祭りムードなのではないかな。

あと、間もなく、これまた期待の新人で、強打の捕手であるらしいマット・ウィーターズも昇格するとのこと。ということは、上原も先発に復帰したら新しい捕手とのカップリングが待っているということになるかもしれない。

さらにDLから復帰する野手もいるし、そんなこんなで、とっちらかったジグソーパズルのような状態のオリオールズ。監督が即座に上原のDL入りを決断できないのは、そんな理由があるみたいです。(1回飛ばすだけなら、中継ぎのだれかを先発に回せるけど、2回以上飛ばすとなると、またひとり誰かを3Aから上げることになり、今度、上原が復帰するときまた誰を戻すか考えなくてはならない)。(※追記:今、サン紙を見たら、やはり上原はDL入りして、木曜日はまた3Aからヘルナンデスというルーキーピッチャーを昇格させるという方向に向かいつつあるみたい。ふむ。)

正直、わたしも今イチフォローしきれていないのだけれど、でも何というか、胎動するマグマのようなエネルギーが、今のオリオールズには(ひょっとしたら)あるのではないかな。

その中で、経験豊富な、ピッチングを知りつくした投手として、8月、9月までしっかり投げ続けられるよう、今はとにかく体調を整えてほしい。

あ、そうそう、今日(5月27日)のスポニチに、こんな記事が:

「試合中にはキャンプ中に収録された野球用語を日本語で解説する“コージズ・クラスルーム”がイニングの合間に初めて流された。」

ちゃんとやったんだ~! 企画、消滅してなかったんですね。ちょっとうれしかった。