Koji's Classroom II

ボルチモア・オリオールズと上原浩治投手の応援ブログ。スポナビ+から引っ越してきました。

4 debuts, 4 winnings: 意外なメジャー記録誕生

今さらながら気がついたんですけど、このブログのタイトル「Kouji's Classroom」って、「コウジ」の「u」が余計? これじゃ、英語じゃなくてローマ字やん(^_^;; ま、いいか。

なんだか突然調子よくなって、4連勝のオリオールズであります。

きのうは大逆転サヨナラ3ランで、今季初のsweep(3タテ)。

今日は、きのうに続くルーキーピッチャーの初登板初勝利。2日連続でシェービングクリームのパイが登場し、お祭り騒ぎは加速中。さらに明日は、期待の新人捕手マット・ウィーターズが昇格するんだそうで、しばらくはそこに耳目が集中しそう。

(その陰で、現在ふたりいる捕手のひとりは降格になるわけで。厳しい世界です。上原と組むことの多かったゾーン捕手は、たしかに肩は弱いと言われているけれど、対戦相手のことをよく知っているし、食事にも連れていってくれたし、いきなりルーキーバッテリーになってしまうのも心許ないからできれば残してほしいなあ……。)

さて、そんな中、どうやらオリオールズで今夜、意外なメジャー記録が生まれた模様。

Orioles became the first team since the expansion era to have four pitchers win their debuts in the same season.

「球団拡張期(*)以降、4人の新人投手が1シーズンにデビュー戦初勝利を収めたのは、オリオールズが初めて」

そしてその4人の先陣を切ったのは、もちろん上原浩治

4人を登場順に記すと、上原、バーゲセン、バーケン、そして今夜のヘルナンデスである。(これまでの記録は2007年ヤンキースの3人だとのこと。)

いや~、意外なところで歴史に名を刻みましたねー。いいことだ。

しかし、これにエースのガスリーを加えたらもう5人(^_^;; 先週まで上原以外、まともに試合を作れる人がいないような状況だったのに。

ただ、オリオールズはとにかく下からじっくり育てていく路線を貫いているのだから、これは偶然ではなく、チームが予定どおりの航路を進み始めたということなのかも。このいい流れ、ぜひとも上原復帰以降も引きついでほしい。(つまり、援護点とってね!といいたい)

DLに入ってしまったのは残念だが、チームに帯同してカリフォルニアにも遠征するようなので、よかった。いいリフレッシュになることでしょう。(なんていうと、観光に行くわけじゃない、と怒られそうだけれど、東海岸や中西部から西海岸~とくにシアトルあたり~に行くと、やっぱり日本人って、心が和むんですよー。緑多いし、風景に起伏があるし。それになんてったって、イチローさんにも会えるしね。)

(*)expansion era:球団拡張期

1961年以降、球団数が一気に増えて今の形ができあがっていった時代をさす。

60年:16チーム→69年:24チーム→77年:26チーム。現在は30チーム。(参考サイト「スポーツコミュニケーションズ」http://www.ninomiyasports.com/sc/modules/bulletin02/article.php?storyid=753