Koji's Classroom II

ボルチモア・オリオールズと上原浩治投手の応援ブログ。スポナビ+から引っ越してきました。

wait and see: コウジを待ちながら

便りのないのはよい便り。そんな気もする今日このごろ。

今日(現地5月31日)は、ブルペン投球をしたとのこと。日本のスポーツ紙のように何球投げた、とかはなく、ただ「投げた」と。

現地の関心はもっぱら、「上原がもどってきたらだれがマイナーに降格になるのか?」

前回も書いたけれど、ほんとうに2週間前までの投手不足がウソのように、マイナーから上がってきた若い投手たちが次々といい投球をしている。負けたとはいえ、きのうもジェイソン・バーケンがメジャー2度目のマウンドで7回1失点。この人は83年生まれ。巨人の越智投手と同い年。上原と入れ替わりに昇格して前回好投したヘルナンデスは85年。ついでに期待の新人捕手マット・ウィーターズは86年生まれ。みんな若いな~。(でも、さすがにマーくん世代~88年~はいないんですねえ。86年というのは今年大学を出た年回りなので、その年まではマイナーでじっくり育てるということ?)

これに対して、トレンブリー監督のスタンスは「まだ時間はある。若手にチャンスをやって、じっくり様子を見ようじゃないか」

いいと思います、それで。この若さの勢い、競争のエネルギーはすごい。ここから何が生まれてくるのか、楽しみな気もする。

上原の復帰は6月10日のマリナーズ戦に決定した模様。

もちろん、本人もブログで記しているように「ウカウカしてられねぇ」のは事実。気の早いファンの中には「ウエハラはブルペンに移せば」という声もある。だけど、まあそれは心配しても意味のないこと。それにローテーションというのは、若手だけではうまく回らない。

監督もその辺はちゃんと見越しているようで、今日も「とにかく彼が8月9月まで投げ続けられるように、あらゆる手をつくすつもりだ」と繰り返している。

昨年1年間で投げたイニング数が89 2/3回、今年はすでに50 2/3回。きのうGet Sportsでも語っていたが、慣れない移動や時差調節の大変さもあるだろう。そういう意味で、今回のDLはちょうどいいリフレッシュメントだったかもしれない。(と願う。)