Koji's Classroom II

ボルチモア・オリオールズと上原浩治投手の応援ブログ。スポナビ+から引っ越してきました。

signability: O'sは高校生を指名

目下、MLBドラフトが進行中。今ごろやるんだなあと思うけれど、考えてみると、6月って、アメリカではちょうど学年が終わる時期。だからなのかな?

オリオールズは1巡め(全体の5番め)で、高校生投手 Matt Hobgood(マット・ホブグッド)を指名。195センチ111キロといういかつい体つきの18歳である。さきほどMLV TV でちらっと映像が出ていたが、典型的な、上半身の力で投げるタイプ。速球は最速152ほどで、コントロールは"spotty"(むらがある)だそうな。日本なら「二軍で走り込んで」となるのだろうけれど、アメリカはどうなんでしょう。走り込みってあるんだろうか? 

日本のドラフトと同じように、友人たちや学校関係者が集まって、指名されるとワー!と盛りあがったりしている。ちょっと新鮮。(すみません、MLB初心者なもので。)

ちなみに、うわさのストラスバーグ投手は、予想どおりワシントン・ナショナルズが指名したが、彼についての記事でいちばん目につくのが"signability"(契約難易度?)という単語。「ナショナルズも苦しいねえ。ストラスバーグを指名しなけりゃファンが許さないだろうし、指名したら指名したでボラスがつきまとうし」という書き込みも目にしたけれど、要するにスコット・ボラスが「アドバイザー」(いちおう、まだ学生なので正式には契約できないらしい)として付き添い、契約金をつりあげるらしい。一説には、Dice-Kなみの5000万ドルまでいくのではないかと。(あくまでも巷の噂)いやあ、すごいですね。上限とかないんだ?

このドラフトは3日間にわたって行われ、今日は3巡めの補遺(全体の111番め)まで。明日は4巡めから30巡めまでで、あさっては31巡めから50巡めまで。そうなると最後の最後に選ばれる選手は、全体の何人めということになるんだろう。その中でいったい何人がメジャーまであがれるんだろう。ふー。

さて、オリオールズは今日からnine-game homestand:ホームで9連戦。

めちゃくちゃ内弁慶なチームで、いちおうホームでは16勝13敗と勝ち越している。全体では24勝33敗なんだから、ロードでは8勝20敗ということ?(^_^;; 西海岸ツアーも、マリナーズとの初戦に1-0で勝って目を見張ったのもつかのま、がたがたと5連敗して、あっという間に今季初の5連勝がチャラに(泣)。

オークランドとの3連戦なんて、初戦の先発(ガスリー)と3戦め(リッチ・ヒル)がいずれも1回もたず(2/3回)KO。2戦目も3イニングでKO。前回、「若手だけではローテーションは回らない」と書いたけれど、何もこんなにすばやくボロボロにならなくても……。1度か2度すばらしいピッチングをすることはできても、それを保っていくのがどれだけ大変か、ということなんだろう。(あ、今、J-Sportsを見ていたら、O'sのHRがビデオ判定でくつがえってアウト!(汗) 外野スタンドでファンが妨害したということなんだけど、アウトってあり?! 2ベースとかならわかるけど……いやあ、今日も前途多難だ……。)

上原は3戦め、こちらの12日に先発復帰予定。J-Sports2で中継してくれる(感涙)。楽しみにしよう。