Koji's Classroom II

ボルチモア・オリオールズと上原浩治投手の応援ブログ。スポナビ+から引っ越してきました。

O's crushed by Red Sox:投手陣解体

シェリルがいなくなってどうなる……なんてのは杞憂(?)であった。

クローザーが出てくる展開まで行きゃーしない(悪態^_^;;)

(追記:今、録画放送を見ていたら、新クローザーのジム・ジョンソンが調整登板していた。で、初球を被HR……(汗)。ほかにもセンターフェンスぎりぎりの飛球が2つ。大丈夫か。)

レッドソックスとの初戦は、点をとってはガツンと返され、またとってはガツンと返されで6対5の競り負け(振り返ればこれが一番勝たなきゃいけない試合だったのよ、ガスリーくん)。

2戦めは4-0の完封負け。

そして今日は18-10の乱打戦で負け。

負けパターンはすごくたくさんあるのに、勝ちパターンがほとんどない(泣)。

投手陣が、脱構築状態(←意味不明)。

今日の試合は、ルーキーのジェイソン・バーケンが1回1/3でKO。デビュー戦で勝利した以外はほとんどクオリティ・スタートがなくて9連敗となり、これでローテーションをはずれるのはまず確実だ。

先発陣で最も安定感のあったバーゲセンは、先日のロイヤルズ戦ですねにライナーの直撃を受け、骨折は免れたものの15日間のDL入り。ずーっと不調だったリッチ・ヒルは「実はカブスから移籍してくる前から関節唇損傷があって(!)肩が痛かった」と言いだして手術を受ける見こみ、と、もうほんとうにすごいことになってしまっている。

「エース」のガスリーに文句を言ってしまうことが多いけれども、開幕からずっとローテを張っているのはもはや彼だけなので、それだけでもエライ言えるかもしれない。

現在、ガスリー以外の先発陣はつぎのとおり。ものすごい勢いで若返りが進行している。

・デイヴィッド・ヘルナンデス:ルーキー、24歳、3勝3敗、防御率3.28。

・クリス・ティルマン:ルーキー、21歳。7月29日にロイヤルズ戦でデビューしたばかり。明日のタイガース戦がメジャー2試合め。

・ブライアン・マツーズ(Brian Matusz 発音がわからない):22歳。明後日メジャーデビュー予定。今季2Aで7勝0敗、防御率1.55。じっくり育成する予定だったが、人がいなくなったため3Aを飛ばして(!)引きあげられる見こみ。今季オリオールズがデビューさせる6人めのルーキー投手となる。

以上。ピリオド。

……というわけで、ひとり足りない(^_^;; 3Aにも、もうほかに上げられそうな若手はいないようで、おそらくブルペンのだれかが先発にまわるだろう。そのブルペンも、きのう今日の2試合で 12回2/3をカバーして、疲労が色濃い。

上原のDL入りの前後、「若手にチャンスを与えるためにブルペンに回すべき」なんて声がかまびすしかったが、今、上原がちゃんと投げられる状態で帰ってきてくれたら、先発でも中継ぎでももちろん抑えでも、どこでだってすごい助けになるはず。みんな感涙にむせぶだろう。

しかし、焦りは禁物。投手陣の苦戦をベンチで目の当たりにして、この上なくじりじりしているだろうが、今が一番の踏ん張りどころだ。

チームはこれからまた遠征に出て、来週もどってくるころ投球プログラムが開始される予定である。(もっとも、きのう、20メートルぐらいの距離で、ガスリーとキャッチボールをしたみたいですがね。)