hamstring cramp: ハムの招かれざる客(というか居候)……。
上原の投球結果確認のため、朝イチでクバトコ・ブログを見て思わず「あ~」と天を仰いでしまった。
やはり来てしまったか、招かれざる客、ハム痛よ。
半年休んだことが功を奏した形で、今年はかなり順調に来ていたのだが、連戦で疲れが溜まっている様子だったので、ひそかに気になってはいた。その矢先。
頭の中をかけめぐったことなど:
・やはりハム痛なしに春を乗り切るのは無理なのか。本人もコメントしているように、調子がいいだけにくやしさがつのる。体の強さも実力のうちと承知してはいるけれど。いまいましい、居候め……。
・しかし、ヒジでなくてよかったという思いもある。きっと居候は、強制的に上原を休ませようとしているのだろう。うまくつき合うしかない。
・昨年、春キャンプでハムを傷めたのは3月10日で、2週間後の3月24日には復帰登板している。開幕まであと2週間。できればDL入りは避けたいところだが、間に合うか。
・昨季5月に傷めたときには、約ひと月かかった。(追記訂正:今確認したら、5月23日に傷めて、6月11日の試合で復帰しているので20日弱ですね。すみません。)早期復帰を祈るのみだけれど、シーズンは長い。外野の声に振りまわされず、しっかり体と対話しながらリハビリを進めてほしい。ちゃんと投げさえすれば、抑えられることはある程度実証できたと思うので。
明日金曜日(現地時間)にチームドクターの診断をあおいで、今後のことを決める予定だとのこと。なんとか軽くすみますように。
その他のオリオールズの話題。
・キャッチャー受難
上原が脚を痛める直前、キャッチャーのクレイグ・テイタムもファウルチップで突き指して退場。1イニングのあいだにバッテリーごと負傷退場という形になってしまった。
オリオールズでは、少し前に、もう一人の控え捕手もファウルチップで指を骨折してチームを離脱している。そして正捕手のウィーターズは打撃不振。今日ようやくオープン戦1号HR(オープン戦2本めのヒット)が出た。がんばってくれ、ウィーターズ。
・先発投手陣、不調つづく
きょうはガスリー兄さんが3イニングで自責6。オープン戦の通算防御率が9点台になってしまった。
ミルウッドは、先日紅白戦(intra-squad)で投げて落ちついたピッチングを見せ、周囲を多少安心させたが、今のところ自信をもって送り出せるのはマトゥスくんぐらいである。
・ロバーツ、いまだ復帰の見通し立たず
ボルチモアで注射を受けてもどってきたブライアン・ロバーツだが、まだ練習には復帰していない。これもまた、ボルチモアファンの心に漬け物石のように重くのしかかっている事柄のひとつ。リーダーシップに欠けるとか、おとなしすぎるとか批判されがちなロバーツだが、いなくなってみて存在の大きさを感じているファンも多いようだ。祈・早期復帰。
キャンプが始まってひと月ちょっと。開幕まで約2週間。今のところは、主要な選手に故障者、不調者続出で、お世辞にもうまく回っているとは言えないオリオールズ。
そんななか、数少ない Bright Spot だったのがコウジの好調ぶりだったのに……。
いつもながら「早く復帰してほしい」と「ゆっくり治してほしい」の狭間で揺れ動きつつ、じっと我慢の子(←古い!)で見守りたいと思います