Koji's Classroom II

ボルチモア・オリオールズと上原浩治投手の応援ブログ。スポナビ+から引っ越してきました。

O's in Seattle: ひとつぐらい勝ってくれ(泣)。

きのうはマリナーズに大敗したオリオールズ

(と、書いた瞬間に2-1とたちまち逆転されてるし。現在1回裏。)

きのうは初回、2アウト1、2塁からウィーターズくんがライト前へ痛烈なライナーを飛ばすも、イチローナイスキャッチ。まあしょうがない。ライトへ打ったのが運の尽き。

そして3回、ツーベース(これも、レフトの好返球でタイミングアウトだったのに、ルーゴがぽろりとやった。もったいない。)のあと、四球で1、2塁。タイムリーのあと、「よし、ゲッツー!」というおあつらえ向きのサードゴロをウィギントンがはじいて……もともと不安定だったバーゲセンがこれで崩れてあっという間に7点。弱さの現実をまともにつきつけられた。

ポロポロとエラーが出るのももちろん弱さの表れなのだが、きのう、今季始めてオリオールズを映像で見てすごく感じたのは、ミスを互いにカバーし合う力がないということだった。ウィギントンのエラーのあと、バーゲセンがちょっとふんばれていたら、エラーした当人も、バーゲセン自身も、そしてチームも少し違う場所に行けるんだろうに。

きのうの試合のあと、バーゲセンは3Aに降格。昨年、今日先発のヘルナンデスや、きのうロングリリーフしたバーケンを負けても負けても使い続けたトレンブリー監督だったが、バーゲセンに対するアクションは意外なほど早かった。たぶんこのまま上で使い続けても消耗するだけだということが見えたのだろう。

昨年7勝をあげたあと、すねにライナーを受け、さらに12月にCM撮影で肩を傷めるという、ちょっとついてないバーゲセンだが、DL入りでなく降格ということは、少なくとも故障ではないということ。Sophmore Slump(2年目のジンクス:やっぱりあるんだ、そういう概念)もささやかれているが、下でしっかり調整しなおして、また昨年の輝きを取りもどしてもらいたい。

打撃陣のほうでは……と、書こうと思ったけれど、3割近く打っているのはきのうエラーしたウィギントンぐらいで、あとは軒並み2割3分だの4分だのなので(汗)書きようがない。ジョーンズとかマーケイキスとか、ぜったいもっと打てるはず。元気だしてほしい。

さて、なぜか今日のスポーツ紙に「未だ復帰のめど立たず」と書かれている上原だが(まあ監督が「今後の予定はまだ決まっていない」と発言したのは事実だけど、それと「めどがたたない」は違うんじゃ……?)木曜日に extended spring training で1イニング投げることが決まったようだ。

この extended spring training というのは、主にリハビリ中の故障者や、マイナーリーグで1年間フルにやるのは早いと判断された(要するに1A以前の)選手たちが、キャンプ地に残って試合を続けるもので、ルーキーリーグが始まる6月末まで続けられるもののようだ。(にわか勉強)

どんなレベルの試合であれ、実戦で投げればリハビリ中にはないアドレナリンも出るだろうし、別の力も別の筋肉も使うはず。そうやって状態を上げて、1日も早く復帰してほしい。

他の故障者情報を簡単に記しておくと:

◎ゴンザレス

医師の診察を受け、10日ほどノースローの期間を置いてリハビリを始めるとのこと。復帰まで3週間ほど?(復帰するのか……?)

◎ピエ

広背筋の挫傷。復帰まで3か月かかるとの診断(悲)。

◎ロバーツ

注射のあと快方に向かい、軽い練習の許可が出たが、復帰までは数週間かかる見込み。

ふーー。

しかし、オリオールズの打者、簡単にポンポン打ち上げますな……。

(4回表終了。2対1。)

【追記】

けっきょく3対1で終了。

ヘルナンデスは初回の2点のあとふんばって、7回途中までを3点でしのいだ。まあナイスピッチングと言えよう。

でも、投手がいい日には打線が打てず、点を取った日には投手がしのげない。

それにしても、アダム・ジョーンズの元気のなさはなんだろう。三球三振が二度あったし、打ち取られるときもあまりにたやすく凡退。

選手のみなさん、まだ開幕して1か月もたってないんですよ。もっと元気を出してくれー!