Koji's Classroom II

ボルチモア・オリオールズと上原浩治投手の応援ブログ。スポナビ+から引っ越してきました。

O's Win: 3勝め。

3-4、6-7、7-6。ぜんぶ1点差ではあるのだけれど、やはり勝つと負けるでは大違い。

きのうは好投のマトゥスくんが7回1アウトから四球とヒットでランナー二人を背負ったあと、アルバースに交代して、ガツンと一発で逆転。

いつも言っているように、マトゥスがランナーを残して降板すると、あとの投手が必ずそれをきれいにホームに帰す。あんまりだ。

102球投げていたからというのはあっただろうが、相手はぜったいマトゥスが代わってくれてよかったと思っているはず。点を取られてもいいから、せめて同点まではがまんして投げさせてほしいところ。

将来のエース(というより、はっきり言ってすでにエース)なのだし、人にランナーを帰されるくらいなら自分で投げたいだろう。

で、きょうは朝起きたらもう試合が終わっていた。

3勝め。よかったね~! ひとつの勝利がこんなにもうれしいとは(笑)

先日のエントリでもちょっと書いたが、このレッドソックス戦は、1勝2敗ながら、何かしら手ごたえのあるシリーズだったように思う。

・不振だったアダム・ジョーンズが闘志を見せて、きょうもバントヒットを決めた。

テハダは、初戦のコントみたいなバックトスもあったけれど、バットは健在。きょうはオカジから同点ツーランを放った。(オカジは、なぜかオリオールズ戦に相性が悪く、対戦防御率が今日の試合の前までで5.84もあった。)

・ウィーターズが打率3割に乗せた。今日は10回に2点タイムリー。

・ブライアン・マトゥスはやっぱりいい! きのう録ったビデオを見たけれど、コントロールがいいし、落ちついてさくさく投げる投げっぷりが気持ちいい。彼が投げていると、バックも安心して守っているのがよくわかる。何より、点を取ってもらったあとのイニングを、力まずに投げられる精神力がすばらしい。

・昇格したライン・ヒューズが2試合で9打数4安打2打点の活躍。こういう人は、メジャーに居座ると思う。与えられたチャンスをものにできるというのは大切なことです。

先発がそこそこ落ちついてきて、打撃陣の調子がうわむき。残された最大の課題はブルペンなのですよ。きょうも10回に3点リードしたあと、そのリードを1点まで減らされた。

上原は来週2Aで2試合投げたあと昇格の見込み。

今はジム・ジョンソンがクローザーをつとめているから、いきなり守護神というのはないだろうが、クローザーの前をぱしっと押さえてくれるだけでチームの試合運びは全然違ってくると思う。

たとえば、このボストン3連戦のような戦いだったら、1勝2敗が2勝1敗になるのでは。

がんばれ!