Koji's Classroom II

ボルチモア・オリオールズと上原浩治投手の応援ブログ。スポナビ+から引っ越してきました。

Welcome back:上原今季初登板!

上原のシーズンがようやく開幕した。

ツインズ戦の8回、2-0とリードしての3人め。今シーズン不調だったバーゲセンが今季一番のピッチングで7回途中までを0におさえ、2番めのオーマンもどうにかピンチを切りぬけて、ウィギントンの2点HRを大切に守り抜いた8回に登板。

5番のカディーヤに、何ごともなかったかのように初球ポンとストライクをとるスタート。映像では見てないけど、たぶんいつもの上原。4球目を打たせてセンターフライ。

6番クーベルは2球目をファーストゴロ。

7番ラモスはインハイでのけぞらせたあと、6球目のカットボールで空振り三振!【追記:空振りじゃなく見のがしのようです。すみません。映像見たいよー。:さらに追記:夜のニュースで確認したら、見のがし気味のハーフスイングの空振りでした→動画】

無事に12球でセットアッパーのつとめをおえた。よかったー。よかったよかった。

そして試合はそのまま9回へ。上原とは打って変わって、荒れ球の速球派サイモンが、ごりごりと三者凡退。2対0で勝利! 8勝め(ひとりの選手じゃなく、チームの成績だというところがアレですが、まあめでたい。)

継投での完封勝利ですよ。完封ってたしか今季初では?

【追記2:当たり。今季、チーム初完封でした。昨年もシャットアウト勝ちは3試合しかなかったらしい。しかも今季これまで2点しかとれなかった試合では0勝12敗だった。なんちゅう貴重な今日の勝利。こういう試合をひとつでも多く勝っていくことで、チームは力をつけていくのだ。】

ボストンに3連勝したあと、NYYには、またいつもどおりの「ピッチャーがいいとバッターがダメ、バッターが点を取るとピッチャーがダメ」というパターンで三連敗を喫したオリオールズ

試合前半に出た虎の子の2点を守り抜いての勝利というのは、オリオールズにとってはまさに「斬新」な試合パターンだ。

相変わらず、まともに打っているのはテハダとウィギントンのふたりだけという課題はあるものの、何か新たな手ごたえの生まれた一戦だったと思う。少ない点差を守らねばならない試合だと、これまでお約束のように四球から崩れていったオリオールズブルペン陣にとって、今日の上原の何ごともないかのような投げっぷりは、大いに参考になったはず。(って、映像見てないから想像で語っているのですが。もちろん本人はかなりの緊張もあったはず。GameDayの情報だと、どの球も若干高めに思えたし。それでもテンポよく3人で終えたというそのことがすごく大切だったと思う。)

上原に望むことはただひとつ。どうか離脱せずに最後まで投げ続けて欲しい。そうすれば必ずチームに貢献できるから。

コメントや周囲の反応などは、また明日にでも追記します。