Bergy!: ようやく10勝
○ オリオールズ5 - マリナーズ2 勝:バーゲセン 敗:ローランドスミス S:サイモン
上原:1/3回、打者3人、15球、四球1、安打1、失点1。
ふぅ~、なんか勝った気がしない(苦笑)。
上原はきょうはよくなかったですね。自分でも書いていたけど(最近、ブログの更新が早っ。i-padのおかげか?)、スプリットは落ちないか、またはたたきつけ、直球は中へ中へ……。9回の先頭は、簡単に追い込んだあと、打ち取りきれずに歩かせてしまい、次の打者には簡単にライト前ヒット。いやー、あとを受けたサイモンが、しっかり締めてくれてよかった。
しゃあない、次、次。球速がとつぜんあがることは望めないにしても、コントロールと変化球はもう少し戻せるはず。工夫しながらがんばってほしい。
きのうは5対1で完敗。その試合後、ずっと打撃不振だったばかりか、きのうレフトで2回守備のミスがあったライモルドが3Aに降格になり、逆に3Aで結果を残してきたコーリー・パターソンがメジャー昇格になった。
ライモルドの降格は、ボルチモアのファンにとってはちょっとショッキングなできごとだった。昨年、メジャーに初昇格して.279 HR15 と活躍し、新人王候補にも(うっすらとだけど)名前が挙がるほどだったのだから。
それが今季はここまで.205 HR 2。何より、きのうレフトの守備で見せたような、自信なさげな、どうしたらいいかわからないといった姿が見ていて悲しかった。きみはそんなもんじゃないはずだ!と多くのファンが思っていたことだろう。
昨年秋に手術したアキレス腱がまだ痛むのかなあという心配もありつつ、それやら心理面のマイナス部分やらも、ノーフォークでしっかり解きほぐして構築し直し、またすぐに戻ってきてくれることを願う。
で、今日は、入れ替わりに昇格してきたパターソン(今春のキャンプはマリナーズの招待選手だったらしい)のヒットを足がかりに2点を先制。
投げては、前回のマリナーズ戦でめった打ちにあって、やはり3Aに降格され、1試合投げただけで戻ってきたバージーことブラッド・バーゲセンがナイスピッチング。
そう、順調に進んでいるときじゃなく、ガツンと壁にぶつかって、後退したときこそ、その人の真価が問われるんだよね。
昨年は、若い選手をとにかく我慢して使い続けたトレンブリー監督だが、今年はわりあいせっせとメンバーを入れかえて、なんとか刺激を与えようとしているみたいに見える。ライモルド効果でシャキッとしたか、今ひとつスランプから抜けだしきれないアダム・ジョーンズがきょうは3安打。開幕から眠りについているみたいだった(^_^;;ルーク・スコットもHRを含む2安打。
明日も打ってください、たのみます。(相手はヘルナンデスだけど……。)
QSを続けながら勝ち星のないミルウッドに愛の手を。
これでやっと10勝。ふー。勝つってほんとうにたいへんなのね。
冷たい雨のそぼふるボルチモア。明日はもう少しいい天気になるといいのだけど。
そして、コウジよ、明日はリベンジのナイスピッチングを!