Tough Loss: 9回に8失点……。
オリオールズ2 - インディアンス8 ●
上原:8回一死から登板。2/3回、無安打、1四球、無失点、16球。
いやはや……。
前回のエントリのコメントで「波に乗りかけた矢先に、またころっとやられてしまったりもするので」などとろくでもないことを書いたら、ホントになってしまった。
マトゥスがピンチをしのぎながら7回無失点の好投を見せ、ウィギーことウィギントンのソロHR2本で2-0とリードし、8回にはアルバース→オーマン→上原と3人の継投でランナーを出しながらもリードを保ち、9回、ここまで5度のセーブ機会をすべてものにしてきたサイモンにつなげたが……。1アウト後、フォアボール、ヒット、タイムリーでたちまち1点差。つぎの打者に0-2からドカンとスリーランで4対2。
先日のマリナーズ戦を逆から見ているような。
さらに、急遽登板したメレディスも流れを止められず(って、止めてくれよー!)ヒット、四球、ツーベース、ツーランでたちまち8対2。
8点もとられちゃうんだ、9回に(泣)。
サイモンは球は速いもののコントロールがいいわけではなく、セーブを失敗することもあるだろうなとは思っていた。でも、次の投手も含めてここまでのやられっぷりは、ダメージが大きいなあ。
なんとか切り替えて、明日、リベンジしてほしい。せっかくのいい流れを切らないでほしい。
もっとも、そこに至るまでにいろいろ拙攻もあったもよう。
5回1アウト1、3塁で、1塁ランナーイズトゥリスが2盗を試みて失敗、そのあと打者にセンターフライが出るというちぐはぐな攻撃、とか。
いかん。ダメなオリオールズに戻りかけてる。
上原は、本人も「真っ直ぐにかんしてはよかった」とコメントしているように、サイズモアから3アウトめの空振りを奪った球は「91マイル(146キロ)」と表示されていた。これから登板数を踏んでいけば、だんだん状態はあがってくると思う。よかった。
さあ、なんにしても明日が大事。切り替えていきましょう。
【追記】
その大切な今日の試合はあっさり落として、インディアンス戦の勝ち越しも幻に。
コメント欄でも書いたけれど、散発9安打、残塁13。好守にはばまれたりもしたようだが、ヒットが出てないわけではないだけに、連綿と続く「決定力不足」がもどかしい。
特に、ふつうのチームなら最強打者がいてもおかしくない一塁手が不作で、FAでとったアトキンスは2割4分台。先日3Aから昇格して、その日に活躍し、「メジャーに居座りそう」と期待したライン・ヒューズもその後さっぱりで(やはりメジャーは甘くない)早々と3Aに戻されてしまった。
なお、今日は先発予定だったヘルナンデスが肩の違和感で、リリーバーのヘンドリクソンが急遽先発。5回2/3を3失点とまあまあの登板にまとめたが、いかんせん点が取れなかった。ヘルナンデスはDay-to-Day とのことだが、長びくようならティルマンあたりとの入れかえもあるかも。
上原もブログに書いているように、たしかに9回8失点の負けはショックだけど、先を見るしかないのだから、しょぼんとしないでしっかり切り替えてやってほしい。どうもオリオールズは、そこら辺が心優しいというかなんというか。母性を刺激する(?)チームなのである。