Koji's Classroom II

ボルチモア・オリオールズと上原浩治投手の応援ブログ。スポナビ+から引っ越してきました。

Frustrated: あと一本が出ない……。【追記:2戦めはWalk-Off】

● オリオールズ3 - ロイヤルズ4 敗:バーゲセン

上原 1 1/3回、打者4人、無安打、無四球、三振1、13球。

きょうはパソコンで仕事をしながら、GameDayをちら見し、上原登板時だけは全面的に応援。TVでは消音でNYY-BOS戦。

いやー、ようポンポン打ちますな、この2チーム……って、もちろんNYYとBOSの方ですが。あらら、そう書いたとたんにサヨナラHRが(汗)。なんてど派手な試合なんだ。パペルボン、負けがついてしまって気の毒だけど、そもそも松坂が7失点で負けを免れたというのがすごい。でもやはり乱打戦になってしまうと、あとから出てくる投手はたいへんである。

かたやオリオールズ。ふうーむ……すっかり4月当初のチームに戻ってしまっている。きょうはバントヒットあり、9回の送りバントあり、けんめいに小技もからめているのだけど、とにかく「あと1本」が出ない。「あと1点」がとれない。きょうもRunners in Scoring Position で12-1。残塁10。

先発のバーゲセンは、昨年6月にすねにライナーを受けたのがこのロイヤルズ戦だった。

6回2/3を4失点(うち1点はボークによる失点。もったいない!)と、よくないながらもどうにかまとめ、7回2アウトでタイムリーツーベースと死球を許したところで上原に交代。

上原はカラスポを4球めのフォークでサードフライにしとめ、8回も続投。

8回はミッチ・マイヤー:5球めのフォークで空振り三振。

   ベタンコート:3球めフォークでセカンドゴロ。

   ケンドール:初球、インコース直球でファーストファウルフライ。

サクサクと、ナイスピッチング。

9回を投げたウィル・オーマンもあっさり三人で片づけて、このいい流れを裏の攻撃に持ち込み、ワンアウト満塁で、最も頼れるバッターウィギントンという場面を迎えたのだが……あえなく三振。つづくテハダも外野フライで万事休す。今のオリオールズ、このふたりで点が取れなければ、あきらめるより仕方がない(涙)。

5月に入ってから5試合連続で1点差試合を勝っていたそうだが、それもジ・エンド。

でもね、数字を並べはじめたら、もうこのチームが不利なのは見え見えなのよ。

そうじゃなく、今目の前にあるこの試合、今目の前にあるこのチャンスをなんとかものにしてほしいのだ。

あすはひょっとしてグレインキー対ミルウッド。グレインキーも今年はたしかあまり調子よくないと聞いてはいるけど(あ、でも勝ちがついてないだけで防御率は2.73だ)、うちの打線だからなあ(……いかんいかん、つい弱気に。)

このあいだからずっといってるけど、なんとかミルウッドに勝ちをつけてあげてほしい。

がんばれ、オリオールズ打線!

【追記】

今日(現地5月18日)の2戦めは、ミルウッドの踏ん張りにこたえて、8回裏にパターソン(何気に活躍している)の同点HRで3-3。そのまま延長に入り、10回裏にマーケイキスのサヨナラヒットで勝利。よかったよかった。(コメント欄に、終盤の試合経過を記しています。)コウジは登板せず。

まあ、10回表に相手が一、二塁のチャンスを逃し、10回裏にヒット、四球、投ゴロエラーで満塁のあとサヨナラという流れを見ると、やはり苦労しているチーム同士の痛み分け、という印象が強いのではありますが……。

明日からはロードで強打のレンジャーズ戦。ガスリー兄さん、またいいピッチングを頼みます。勝って気分よく遠征に出かけて、また大物食いの意外性(?)を発揮してほしいです。