Frustrated: あと一本が出ない……。【追記:2戦めはWalk-Off】
● オリオールズ3 - ロイヤルズ4 敗:バーゲセン
上原 1 1/3回、打者4人、無安打、無四球、三振1、13球。
きょうはパソコンで仕事をしながら、GameDayをちら見し、上原登板時だけは全面的に応援。TVでは消音でNYY-BOS戦。
いやー、ようポンポン打ちますな、この2チーム……って、もちろんNYYとBOSの方ですが。あらら、そう書いたとたんにサヨナラHRが(汗)。なんてど派手な試合なんだ。パペルボン、負けがついてしまって気の毒だけど、そもそも松坂が7失点で負けを免れたというのがすごい。でもやはり乱打戦になってしまうと、あとから出てくる投手はたいへんである。
かたやオリオールズ。ふうーむ……すっかり4月当初のチームに戻ってしまっている。きょうはバントヒットあり、9回の送りバントあり、けんめいに小技もからめているのだけど、とにかく「あと1本」が出ない。「あと1点」がとれない。きょうもRunners in Scoring Position で12-1。残塁10。
先発のバーゲセンは、昨年6月にすねにライナーを受けたのがこのロイヤルズ戦だった。
6回2/3を4失点(うち1点はボークによる失点。もったいない!)と、よくないながらもどうにかまとめ、7回2アウトでタイムリーツーベースと死球を許したところで上原に交代。
上原はカラスポを4球めのフォークでサードフライにしとめ、8回も続投。
8回はミッチ・マイヤー:5球めのフォークで空振り三振。
ケンドール:初球、インコース直球でファーストファウルフライ。
サクサクと、ナイスピッチング。
9回を投げたウィル・オーマンもあっさり三人で片づけて、このいい流れを裏の攻撃に持ち込み、ワンアウト満塁で、最も頼れるバッターウィギントンという場面を迎えたのだが……あえなく三振。つづくテハダも外野フライで万事休す。今のオリオールズ、このふたりで点が取れなければ、あきらめるより仕方がない(涙)。
5月に入ってから5試合連続で1点差試合を勝っていたそうだが、それもジ・エンド。
でもね、数字を並べはじめたら、もうこのチームが不利なのは見え見えなのよ。
そうじゃなく、今目の前にあるこの試合、今目の前にあるこのチャンスをなんとかものにしてほしいのだ。
あすはひょっとしてグレインキー対ミルウッド。グレインキーも今年はたしかあまり調子よくないと聞いてはいるけど(あ、でも勝ちがついてないだけで防御率は2.73だ)、うちの打線だからなあ(……いかんいかん、つい弱気に。)
このあいだからずっといってるけど、なんとかミルウッドに勝ちをつけてあげてほしい。
がんばれ、オリオールズ打線!
【追記】
今日(現地5月18日)の2戦めは、ミルウッドの踏ん張りにこたえて、8回裏にパターソン(何気に活躍している)の同点HRで3-3。そのまま延長に入り、10回裏にマーケイキスのサヨナラヒットで勝利。よかったよかった。(コメント欄に、終盤の試合経過を記しています。)コウジは登板せず。
まあ、10回表に相手が一、二塁のチャンスを逃し、10回裏にヒット、四球、投ゴロエラーで満塁のあとサヨナラという流れを見ると、やはり苦労しているチーム同士の痛み分け、という印象が強いのではありますが……。
明日からはロードで強打のレンジャーズ戦。ガスリー兄さん、またいいピッチングを頼みます。勝って気分よく遠征に出かけて、また大物食いの意外性(?)を発揮してほしいです。