O's5 - Nats3: 地味にちょこっと勝利【追記あり】
暑いテキサスでは2日間こてんぱんにやられ、地元近くのワシントンにやってきたオリオールズ。
昨年はO's以上に負けが込んで、シーズン半ばで監督交代となったナショナルズだったが、今年はなんと勝率五割ラインにいるではないですか。しかもメッツより上位だし。ううむ、なんだか置いてけぼりをくらった気が……。
しかし今日はヘルナンデスが6回途中までで100球以上の球数を費やしながらも好投し、自身の昨年からの連敗を11(!)でストップ。
5対3と勝利した。9回8失点の日に自爆したクローザーサイモンも好投して2点差をきっちり守ったのは好材料。
しかし、2回に久々のHRを放ったアダム・ジョーンズが右脚のけいれんで試合途中に交代。
またマット・ウィータースは前試合の自打球の影響で、スタメン落ち。
あいかわらずけが人が出続けている。
しかも、そろそろ練習を再開させる予定だったブライアン・ロバーツは、なんと肺炎で一時入院し、ようやく退院したところ。なんで今季の彼には不幸の連鎖のようにつぎつぎと病気やら故障やらがふりかかるのか。ロバーツがいないのはほんとに痛いんだけど、今シーズン中に復帰できるのだろうか。
上原も、どうも今ひとつ調子を保てずにいる。
19日のテキサスとの初戦、7回に登板したものの30球を費やして2死しか奪えずに降板。GameDayで見ていたが、フォークをファウルされつづけ、ストレートで決めにいこうとすると、力んではずれるという投球。
調子の悪いときの上原は、汗だくになってゼーゼーしながら投げるのが昔からの決まり(?)なので、どうも監督やピッチングコーチは、またコウジが暑さにやられて苦しんでいると判断したようだけれど、なんとなくヒジや脚がまだ気になっているような感じがする……。
けっきょくそのテキサス戦以降、監督判断で少し間隔を空けることにしたらしいのだが、有り体に言って、現時点では「デリケートな、使いづらい投手」と考えられているのがとても残念。本人ももどかしいだろう。
これからもっと暑くはなるけれど、そうも言っていられない状況。
なんとかコンディションをあげて、自分でも納得のピッチングができるよう祈っている。
そうそう、盟友のヒサノリがヤンキース戦で好投したとのこと。すごい。
上原にとってもめちゃくちゃ励みになるし、刺激にもなるだろうな。
ナショナルズ戦、勝ち越さないとほんとうにヤバイというか、監督交代もあり?などという状況にも近づいているので、明日、明後日、また地味にひっそり応援します。
【追記】
2戦めは7-6で逆転負け。6点とってもらったバーゲセンが踏ん張りきれなかったのだが、6回に引き継いだランナーを返して逆転を許したヘンドリクソンが、けっきょく7回8回も投げ続けた。
MASNによると上原はブルペンで待機せず、ベンチで座っていた。
どうやらやはりヒジかハムを傷めているようすと――(泣)
今日の試合でもわかるように、ブルペンはきわめて手薄なので、Day to Day は考えられず、もし違和感があるならまちがいなくDLだろう。(最悪、リリースなんてこともと恐れてはいるけれども。)
まだ確定情報ではないから先走ってはいけないが、今日の試合に投げられなかったということ自体、いい知らせではないので、正直、今、かなり落ちてます(いかんいかん)。
また何かわかったらお知らせします。