Winning Pitcher: 今季初勝利！
告白しましょう。実は昨年５月にこのブログを始めて以来、上原には勝ち星がついていなかった（←過去完了形のつもり）。
そういうのって、なんとなく気になったりしませんか？「わたしがTVをつけたら急に劣勢になった」とか「オレが球場に行くといつも負ける」とか。冷静に考えたら関係ないに決まっているし、むしろおこがましい考え方ではあるのだけど、ついつい「自分のせい？」と思ってしまう。
しかし、そんな秘めたる悩みも今日でおしまい。
上原投手、今季初勝利、おめでとう！
昨年４月に立て続けに２勝して以来、何度かQSするも報われず、２度のＤＬ入りでシーズン終了となり、今季もハム痛ヒジ痛で２度のＤＬ生活を堪え忍んだ後の初勝利である。
このブログの前回のエントリで「回またぎや、復帰してからまだ一度もない連投でも結果を残すこと」が必要だと書いたが、今日はまさに今季初の連投であり、１２回、１３回にまたがる登板だった。堂々の白星だと思う。
昨日、今日の登板の記録を簡単に記しておこう。
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◎７月19日（月）vsレイズ １-８●
１-８の８回に登板。
２番クロフォードを初球センターフライ。
３番ロンゴリア、２-２からの５球めストレートで空振り三振。
４番ペーニャ、２ナッシングからの５球め、ストレート（143キロ）で見のがし三振！
後半戦に入ってからツーワン（ワンボール、ツーストライク）またはツーナッシングのカウントを作れるようになってきた。調子が上がってきた証かもしれない。
◎７月20日（火）vsレイズ 11-10○
12回の表、９-10と勝ち越された直後に、クローザーのサイモンからバトンを受け、ツーアウト一、二塁のピンチで登板。
８番アプトンにいきなりノースリー。しかしインコースのストレートふたつでフルカウントまで持ち直すと、同じところからフォークを落として空振り三振。ピンチをしのいだ。
その直後、オリオールズは犠牲フライで同点に追いつくも勝ち越せず、13回もふたたび登板。
９番ブリニャック（読み方違ってたらすみません）にいきなりライト前ヒット。（ひー）
しかし１番ゾブリストにワンボールツーストライクからの４球めを打たせてゲッツー。（パチパチ。）
２番、負傷退場のクロフォードに代わったバートレットは４球め、フォークで空振り三振！
するとその直後、四球からチャンスを作り、テハダに代わって２番に入っていたフリオ・ルーゴがサヨナラヒット！ 上原に白星がつき、オリオールズは連敗を４で止めた。
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そう、後半戦が始まってから４連敗していたのですよ、オリオールズ。その前が４連勝。さらにその前が３連敗。
プラマイゼロ、むしろマーイ(^_^;;
上原の自身のサイトでのつぶやき（ツイッターではありません）によれば、現監督代行のサミュエルは、選手たちに非常に尊敬されているらしい。ウィギントンも、今日、試合後のコメントで同じことを言っていた。相変わらず不安定ながら、逆転勝ちが増えてきたのにはそんな要因もあるのかもしれない。
ただ、以前から指摘され続けているように、チームリーダーがいないのも事実のようで、連敗が始まると簡単にダダッと行ってしまうもろさは、そんなところにも原因があるようだ。
ところで今日は、ファーストレディ、ミシェル・オバマが始球式に登場した。
すると２回裏、タイ・ウィギントン、ＤＬから復帰したルーク・スコット、そして最近好調のアダム・ジョーンズによる Back-to-back-to-back HR、すなわち３連続ＨＲ！
前回、オリオールズが３者連続ＨＲを打ったのは、1995年以来だとのこと。
って、入力しようとしたら、パソコンが入力予測しやがった（笑）
この前のエントリでも同じこと書きましたね。４連戦スイープは1995年以来だと。なんなんだ。
しかも、さらにおどろいたことに、その95年の３者というのが「ジェフ・マント、マーク・スミス、ブレイディ・アンダーソン」。マントって、あのマントですか？ 巨人にいた？
しかもしかも、その日（1995.9.5）は、カル・リプケンJr.がルー・ゲーリッグの2130試合連続出場に並んだ日だったのだとか。歴史的。
さらに。今日はオリオールズ傘下の２Ａブーイーでも３者連続ＨＲが飛びだしたのだ。
なんというレアさ。やはりどうしても勝たなければならない日だったのですよ、今日は。よかったよかった。
というわけで、たっぷりと喜んで、今日はおしまい。明日からまたがんばろう。
オリオールズは、これからミルウッド、ゴンザレス、そしてロバーツと、ＤＬ入りしていた人たちが帰ってくる。つまりロスター・ムーブが発生する。うかうかしてはいられない。そしてわたしは、明日からまたしばらく仕事。またパソコンに向かう時間が少なくなるかもしれないけれど、チェックは怠らないつもりです。
暑いですが、みなさんがんばりましょう！
