Koji's Classroom II

ボルチモア・オリオールズと上原浩治投手の応援ブログ。スポナビ+から引っ越してきました。

上原帰国:おお、いつのまに~(笑)

一昨日、自分のブログに引っ越しの記事を書いていたと思ったら、どうも先ほど帰国したようで。す、すばやい。

(4日深夜のTBS「S☆1」に帰国インタビューが出るそうですので、ファンのみなさまはお見逃しなく。放送日:12月4日(土)0:00~0:48 【追記】18日(土)の同番組に生出演するようですね。また本人のブログによれば8日のNews23にも出演予定とのこと。)

実はこの引っ越し、やけに意味深で、ブログ自体には引っ越し先が明記されていなかったので、一部の報道では「すわ、移籍か」という憶測も流れていた。でも今日の〈ボルチモア・サン〉によると、どうやらボルチモア市内での引っ越しだった模様。(引っ越しの理由自体は、賃貸契約が切れたためだったと本人が記している。)

以下、サン紙のジェフ・ズレビェク記者のブログより引用。

「日本の野球に関していつも貴重な情報を提供してくれる奥田秀樹記者によると、上原は先週、ボルチモア市内で引っ越しをしたことを自らのブログで明かしたという。深い意味はないのかもしれないが、もしかすると上原がボルチモアに愛着を感じ、残留を望んでいることの表れかもしれない。以前にも書いたように、上原の息子はボルチモアの保育園に通って、英語とアメリカ文化をぐんぐん吸収している。上原としては、それを妨げることはしたくないだろう。レイバンズの試合では、レイ・ルイスのユニフォームをまとって楽しげに観戦する上原の姿が少なくとも二回目撃されている。本業の野球に関して言うと、上原はクローザーとして投げる喜びを感じている。移籍すれば、必ずしもクローザーを務められる保障はない。オリオールズは上原との再契約に向けて好感触を得ており、ウィンターミーティングで進展が見られるのではないかとわたしは踏んでいる。しかし今オフのオリオールズの動きからすると、最後の最後でどこかが2年契約を持ちだしてくる可能性も否定はできない。」

最後の方にある「今オフのオリオールズの動きからすると」という部分は、ビクター・マルチネスアダム・ダンにオファーしていずれもふられ、今またコネルコにふられかけていることを指します。しくしく。補強で大砲を得ることは今オフ最大の懸案なのだけれど、今のところ実らず。

さあ、どうなるでしょうか。ウィンターミーティングは来週月曜日から。また新しい情報があれば追記します。

【追記】

記録のために。12月5日付けニッカンスポーツによると、現在オファーが来ているのはオリオールズレッドソックスマリナーズ、ツインズ、カージナルス、ブルワーズの6球団で、どこも単年。2年目のオプションつきのオファーもあり。

いくつかのスポーツ紙で「オリオールズが2年契約を用意する可能性が十分にある」と3日付けの〈ボルチモア・サン〉が報じた、と出ていたのは誤訳と思われます。

元記事の該当部分はおそらくここ:

While no deal is imminent and it's certainly possible that a team comes in and makes the 35-year-old a two-year offer,I'm told that some progress has been made and Orioles officials feel pretty good about their chances to sign the reliever.

ざっと意味を取るとこうなります:

「まだ契約を交わす段階には至っていないし、別のチームが2年契約をオファーする可能性も十分に残っているが、一定の進展は得られており、球団も上原との再契約に向けて好感触を得ているとのこと」

a team なのでオリオールズではなく、「どこか別の球団」を指しているのだと思われます。