Koji's Classroom II

ボルチモア・オリオールズと上原浩治投手の応援ブログ。スポナビ+から引っ越してきました。

O's:初黒星

きのうのうちに書こうと思っていたら、先ほどの大きな余震があって、ドキドキしながらニュースを見たりしているうちに日付けをまたいでしまいました。東北地方のみなさん、お怪我がありませんように。そういえば楽天の選手たちも仙台入りしているんですよね。大丈夫だったでしょうか。傷口に塩をもみこむようにいつまでも続く大きめの余震。ホントにもうかんべんしてほしいです。(M7.4だったのか。大きいな……。)

さて、と、気を取りなおして……。いや、取りなおせないか。負けたし。

さらっと簡単に振り返っておきましょう。

オリオールズ3-タイガース7 ●

先発のバーゲセンは 3回2/3 4失点、自責2。2回にツーアウトからロバーツがフライを深追いして落球し、出たランナーをバーゲセンが牽制悪送球で進塁させ、その後タイムリーで先制されるというプレーがあって、そこからリズムを失ってしまった模様。

このエラーについて、日本のスポーツ紙ではショウォルター監督が“「コミュニケーション不足。痛いエラーだった」と苦々しい表情だった。”という記事が出たけれど、地元マスコミの書き起こしを見ると、そんなことは言っていない。masnの記事によれば、こんな感じ:

「連携のミスだとは思わない。あれは難しいプレーだ。名手二人がボールを追ってああなるんだから。ふだんあの二人は、ああいう打球も難なくこなすから、たまに落とすとエラーに見えるが、本来は難しいプレーだよ」

ショウォルター監督のロバーツとマーケイキスに対する信頼は絶大なものがある。マスコミの前で名指しで批判するようなことはあまり考えられない。それと「苦々しい表情」は、ああいう顔なんです。苦々しいじゃなくて、苦み走ったと言ってほしいな(笑)。

先発のバーゲセンは、3月25日のオープン戦最終登板のとき、先頭打者のライナーを利き腕に受けて降板し、それ以来実戦では投げていなかった。本来ならもう少し調整して10日に登板する予定が、ガスリーの肺炎で繰り上げ登板となったので、ちょっと気の毒だったか。ここからしっかり作り直して、調子を上げていってほしい。シーズンを戦うためにはぜひとも必要な戦力なので。

打つ方ではD・リーが今季初HR。ゲレロも初打点。ふたりともまだ完全に点火とはいかないようだけど、だんだんにね。バーランダーから3点取れたわけだし、敗戦の中にも前向きな材料があってよかった。

そうそう、7-3とリードされた9回表に、なんとケビン・グレッグが登板。2戦めに投げて以来3日あいだが空いたし、そのときの内容が今ひとつぴりっとしなかったから、調整とリセットの意味を込めての登板なのかな。今日もひとりヒットを打たれましたが、まあ前回よりはサクッと締めてました。上原もまだガンガン連投できるところまではいかないようなので、ふたりでシェアしながらうしろを締めくくってほしい。

さて、明日はティルマン。前回はレイズを6回ノーヒットに押さえた。そこまでは求めないけれど、昨年の不安定さを脱却して納得のいくピッチングを見せてほしい。Go, O's!