Koji's Classroom II

ボルチモア・オリオールズと上原浩治投手の応援ブログ。スポナビ+から引っ越してきました。

O's: 7回にビッグイニングで逆転!

オリオールズ9-タイガース5 ○

昨年も何度もあった連勝ストップ後の一戦。バック以前は4連勝のあと4連敗なんてざらだったから、連勝が止まるたびに次の試合は少しハラハラして見つめることになる。

するとティルマンが2点先制され、すかさずゲレロの1号ツーランで追いつくも、5回にまた勝ち越される。それでもめげずにアダム・ジョーンズの1号ツーランで追いついたものの、またすぐ7回に勝ち越される。追いすがっては引き離される、まずい試合運び。このままずるずる連敗してしまうのか……。

ところが7回裏、B-Robのヒット、マーケイキスの四球を足がかりに、ゲレロの巧打でみたび同点に。さらにジョーンズの犠飛で今日初めて勝ち越すと、レイノルズの長打とイズトゥリスのヒットで一挙5点! すごい。

そのあと8回はジム・ジョンソン。そして9回は上原。

上原はサンチアゴをレフトフライ、ジャクソンをライトフライ、ライムズを空振り三振に打ち取り、しめて11球。今日も4点差での登板なので、ほとんどストレートでフォークは最後の1球のみ。安定している。上原の投球を擬音語で表すとき、日本語だと「さくさく」と表現されることが多いけれど、英語だとcrispという表現をよく見かける。crispの意味はまさに「さくさく」。おもしろい。

今日のBoxはこちら☆

それから4回表に飛び出した珍プレーとも好プレーとも言える守備。

Vマルチネスの大飛球にジョーンズが追いついてお手玉。それをマーケイキスが直接捕球してアウト。よく見ると一度フェンスに当たっているので、本当はアウトじゃないんだけど、今はなぜかこんなところまで運が向いてくる。これが勢いというものなのか。

ただ、大切なのはマーケイキスがジョーンズまかせにしないであそこまで追いついていたこと。試合後ショウォルター監督もそこを賞賛していた。

これでオリオールズは、ショウォルター監督就任以来39勝24敗。

きのう初打点をあげたゲレロが初HR。いよいよ点火したのか。きょうはジョーンズもHR1、バントヒット1、3打点。調子があがってきた。

実は今日は、試合直前に好調のハーディーが脇腹の張りで出場回避。出ようと思えば出られる程度だったらしいけれど、ショウォルター監督は「今はそういう時期ではない」と、けっして無理をさせない。このあたりが前監督とは決定的に違うところ。年間を通じてコンディションを整えていくという意味ではとても大切なことだと思う。

さあ、あすからはホームで6戦無敗のレンジャースとの対戦。土をつけられるか。Go, ブリトン