Koji's Classroom II

ボルチモア・オリオールズと上原浩治投手の応援ブログ。スポナビ+から引っ越してきました。

O's:レンジャースとダブルヘッダー

ザック・ブリトン。きみはオリオールズの救世主だ。

きのうの試合が雨で流れて、今日はホームでレンジャースとダブルヘッダー。1試合分の料金で2試合見られる。お得です。

それにしても雨で中止になって「恵みの雨」とならないところがメジャーの厳しさ。

じつは今、オリオールズは投手陣がすごいことになっている。元々デュークシャーDL、マティスが開幕直前にDLと、先発陣のふたりを欠いてシーズン入り。しかも開幕戦で8回1失点と好投したガスリーが、4日に39度の高熱を出し、肺炎と診断されて2日間入院。水曜日に退院後、何度かキャッチボールはしているものの、まだ明日(現地10日日曜日)投げられるかどうかわからない。しかも前の2試合では先発が5回もたなかったので、ブルペンの負担も増している。ところが3Aから誰か上げようにも、40人ロースターに載っている選手は開幕後10日たたないと昇格できないという規定がある。……ということで、水曜日に投げたバーゲセンを降格して、ロースターからもれていたクリス・ジャクボースカスを昇格させ、状況に応じて明日の先発かあるいはリリーバーとして備えさせることに。

これでブリトンが早々につぶれるようなことがあれば、大惨事……。 

そんな中、6勝0敗のレンジャース打線に立ち向かったブリトン。みごとに結果を出してくれました。すごい、すごすぎる!

◆Game1 オリオールズ5-レンジャース0 ○

オリオールズは、初回、元広島のルイスからマーケイキスが1号。ルイス、少しコースが甘い?

2回には一、三塁からレイノルズの1号3ランで4-0。やっぱり長打の期待できる人が複数いるってすばらしい。

3回にはツーアウトからゲレロ安打、スコット四球、ジョーンズタイムリーでさらに加点。5-0。

7回表、ブリトンのピッチング。6回裏の攻撃でオリオールズは三振ゲッツーでチャンスをつぶすなど少しちぐはぐだった。そこへ先頭のハミルトンにヒットを打たれ、ノーアウト一塁。いやな感じになるところだけれど、ベルトレを3球目で6-4-3ゲッツーに打ち取る。つぎのヤングはピッチャーライナー。なんとも堂々たるピッチング。

けっきょく7回2/3、103球、4安打、3四球、2三振、無失点という内容。ゴロアウト13(うち併殺3!)-フライアウト3。

すばらしい。

最後はブリトンからバトンを受け継いだバーケンがそのまま締めて5-0という試合だった。勝ったことももちろんうれしいけれど、1試合めを投手2人でまかなえたこともすごくすごく大きい。これでレンジャースは今季初黒星。オリオールズと並んで6勝1敗となった。

ショウォルター監督になってから3連戦の初戦は17勝4敗だとのこと。すごい。

2戦めはまもなく試合開始。(ほんとに、トイレ行くぐらいのヒマしかない。)

先発はアリエッタ。昨日腹痛だったロバーツは無事に1、2戦ともスタメン。ハーディーも2戦めはショートで復帰。捕手に初スタメンのフォックス。レフトにはアンディーノ(外野できるんだ?)。

結果はまた追記します。

【追記】

4回までで8-1とビハインド(^_^;; アリエッタが3回1/3で8失点。ベルトレとナポリに被弾。さすがにそううまくはいかない……。投手はループに代わっています。

しかもハーディーが1打席で交代。どうやら斜腹筋を痛めたらしく、DLかも。調子よかったのになあ(涙)。

けっきょく2戦めは1-13で敗戦。アリエッタのあとループが2回2/3を無失点とふんばり、ジャクボースカスが3回5失点。それでもブルペンをふたりでまかなえたのは大きい。月曜日は休みなので、明日はゴンゾー、JJ、アッカード、グレッグ、上原、みんなスタンバイできる。

明日の先発はガスリー。月、火と肺炎で入院していた人がレンジャースにたちむかう……と考えると、なんでもいいからケガしないで無事に投げ終えてくれ、という気持ちになるけれど、ガスリー本人は「ホームで投げられるのが楽しみ」と前向きにツイートしていた。そのくらいの気持ちがなければ、プロのアスリートなんてつとまらないだろう。

ハーディーは残念ながらDL入り濃厚。代わりに投手があがるか、あるいは控え捕手のテイタムがあがるかは不明。ショウォルター監督は今日2戦めでアリエッタと組んだフォックスのリードをあまり評価していなかったので(「アリエッタは球は悪くなかった。もう少し抑えられてもよかった」と試合後にコメント)、テイタムをあげることになるかもしれない。

さらに水曜日の先発も不明。しばらくはやりくりが続きそうだ。