O's：３連敗だけどドンマイっ。【追記：ううう】
きのうの初戦が雨で流れて、今日はティルマンが１回2/3を６失点。今季初戦のレイズ戦では６回無安打だったんだけど、そのあとの２戦は４失点と６失点でいずれも５回投げられず。不安定というよりは、安定して打たれている？ 思いきり投げると制球がばらついて球数が増え、制球を気にして投げようとすると、球速が落ちて球が真ん中に集まり集中打をくらうというジレンマ。（う、ちょっと松坂のかかえている問題とも似ているかもしれない。）もう一度チャンスがあるかどうか、かなりがけっぷちなところかもしれない。
でもそのあとをひきついだクリス・ジャクボースカスが３回1/3を１失点、さらにブラッド・バーゲセンが２回をパーフェクトに押さえたのはとても明るい材料。とくにバーゲセンはスプリングトレーニングの調整があまりうまくいかず、リリーフとして迎えた今季初登板でもめった打ちにあって３Aに降格になったばかりだったので、今日の登板でひと息つけたのでは。今のところつぎのインディアンス戦に先発の予定。
打つ方では７回にウィーターズとロバーツがツーランを打って、一応７対４と、それなりのスコアまで戻した。このところ点が取れていなかったので、これで少しブレークスルーになるといいのだけど。ウィーターズは今バッティングコーチのプレスリーとスタンスなどを手直ししている最中だそうな。素人目にはまだ手打ちっぽいフォームに見えるのだけど、なんとかいい感触をつかんでほしい。今季はリード面の評価がぐんと高まっているので、期待しております。
３回までに５-０とリードして、アリエッタも６回３失点でどうにかまとめて、しかしクッキーをちびちびかじるようにリードが小さくなっていき……。
９回グレッグがポサダに初球同点HR……。は～。もったいない。もったいなすぎる。
まあ、ね、わからなくはないのですよ。昨年、上原はヤンキース戦でA-Rodとスイッシャーに２度サヨナラHRをくらっている。だからあの場面で使うことを監督がためらったのも理解はできる。
でも。やっぱり制球がねえ。グレッグもゴンザレスも必ずといっていいほど先頭打者を出してしまうのですよね。ヤンキース戦でそれをやったら負ける確率は何倍もアップする。
去年上原がやられたのは、ストレート一本槍に行きすぎたせいだった。その後、ウィーターズくんとのコンビもだいぶ練れてきているから、次また同じような場面があったらぜひ上原を……（と、今日は地元のファンもみんな書きこんでいた。"Where was Koji?" と。）
ふうう。高い授業料だぜ。でもめげないもんね。明日からはインディアンス戦。元気出していきましょー！
