8でストップ。ふぅ~。
オリオールズ11-ツインズ0 ○
はー、連敗8で止まりました。よかったよかった。
きのうはグレッグがメタメタで最終的に3-5で負けたものの、先発のティルマンが6回2/3を3失点だったし、ジョーンズ、ウィーターズ、スコットにHRが出たし、昇格したばかりの左腕クレイ・ラパダがよかったし、若干の明るい兆しは感じられた。たしかに去年の(というか、いつもの?)オリオールズのような、ずるずると押し切られる負け方ではあったんですが、久しぶりに映像で見たら、昨年の一番ひどかったときのように、守備から何から全部が破綻しているわけではないし、打てずにくやしがる姿も見られたし(あたりまえ?……か(笑))まあ、遠からず勝てるだろうという気持ちになったのでした。
今日はアリエッタが6回無失点。本人が試合後のインタビューで真っ先にコメントしたように、フルカウントになることが多く、108球という球数まで行ってしまったのは課題だけれども、根気よく低めに投げて得点を許さなかった。あとを継いだバーケンも少しふらふらしながらも2回無失点、ジョシュ・ループも9回を三者凡退で完封リレー。やはり投手陣ががんばると(これもあたりまえだけど)試合になるんですよねー。
攻撃陣はこのところとにかくタイムリーが出なかったのだけど、今日はパバーノを攻略。2回裏、ジョーンズが二死から内野安打で出塁し、レイノルズがストレートの四球で一、二塁。ここでウィーターズが初球ををセンター返しのタイムリーでまず1点。さらにアンディーノも四球でふたたびの満塁からブライアン・ロバーツもセンター返しのタイムリー。ふたり還って3-0。この攻撃が呪縛を解き、突破口を開いた感じ。今日の得点はすべて2死からだった。
ウィーターズはこのあと5回にも二死満塁から走者一掃のタイムリーツーベース。打率は.239とまだまだだけど、今季走者得点圏では5の5。恐怖の8番打者になりつつある? 今日はなんどもマウンドにかけつけてアリエッタにハッパをかけていたし、昨年と比べていろいろな面で成長している。
ほかにはロバーツが2安打3打点で、ここまでチーム断然トップの14RBI。
それからハーディーの代役でショートに入っていたロバート・アンディーノが3安打1四球。直近の10打席で9回出塁しているらしい。
8連敗して思ったのは……まだ上位チームをガンガン蹴散らすほどの実力は、残念ながらないね、ということ。でも同時に、10も15もずるずる負け続けるほど弱いチームでもないんじゃないのかな、と思った。
やはり若い先発陣なので、ある程度、勢いと援護が必要。ガタガタと負け始めたときの止め方や這い上がり方も、ひとつひとつが学びの経験なんだろう。
明日はブリトン。今日の勢いをつなげられるようにがんばってほしい。
BSの中継中に上原のインタビューが流れました。前エントリのコメント欄に記しましたがこちらに再録。四球が少ないことについて。
「せっかくすごいバッターと対戦できるのにもったいないじゃないですか。打たれても、どんなにすごいバッターでも3割ですからね。フォアボールは十割出塁するわけですから。勝負に行った方が抑える確率が高いのかなと思います」
上原らしいコメントです。