Koji's Classroom II

ボルチモア・オリオールズと上原浩治投手の応援ブログ。スポナビ+から引っ越してきました。

ブリトン、ボストンを6回1失点

すいません。ヤンキース戦でちょっとめげてました(告白)。

初戦が雨で順延(今年は多いですねえ。ヤンキース戦だけで2試合順延になってる。)2戦目(4/23)が3-15● 3戦目(4/24)が3-6●。おかしなもので2戦目のような箸にも棒にもかからない試合の方が、あっさり忘れられる。3戦目はアリエッタがどうにかふんばって6回3失点。7回をコウジがスパスパと3人で片づけると、その裏から反撃が始まり、9回にリベラを攻略して同点に追いつくも、サヨナラのランナーアンディーノはホームタッチアウト。けっきょく11回に力尽きて敗戦……というくやしい試合で、こちらのほうがこたえました。もう一歩なんだけど、上原も言うように負けたら意味がないのよねぇ。

この試合、上原の投球を記しておくと:

先頭9番のガードナー:1-1からの3球め、浅いレフトフライ。

1番にかえってジーター:見逃し、空振り、ファウルの0-2からの4球め、ストレートで空振り三振。ハイライトで見たけどすばらしくキレのあるストレート。

2番グランダーソン:ボール、空振り、ファウル、ボールで2-2からの5球め、これまたストレートで空振り三振。

今季7登板め。ERA 1.35。前回のヤンキース戦では相性が悪いということで登板がなかったので、この三者凡退(2三振)は大きかったと思います。

まあそんなわけで、ツインズ戦の最後とあわせてまた3連敗で臨んだ今日のボストン戦。どうしても勝ちたいところをザック・ブリトンがきっちり実力発揮してくれました。

オリオールズ4-レッドソックス1 ○

ブリトンは6回1失点、94球で降板。本人も言っていたけど、あと1回ぐらい投げられるようになると、さらにすばらしい。これで4月の成績が4勝1敗、防御率 2.84。1980年以降、アメリカンリーグの新人投手で4月に4勝したのは4人め。オリオールズでは初だとのこと。

今日はTV中継があったのでよく見ることができたけど、基本的にしっかり低めに投げられるし、制球もいい。そして何よりマウンドさばきがよくて、バタバタあわてない。5回に満塁のピンチでA・ゴンザレスを迎えても、ちぢこまらずに堂々と立ちむかって自分の一番いい球でゴロに打ち取っていた。本人も試合後のインタビューで「あまり緊張しないで投げられている」と言っていた。たいしたもんだ。

今日は、そのあとを受け継いだJJ(ジム・ジョンソン)が抜群で、2回を投げて6人中4三振。球数が少なかったので8回も行かせたと監督は述べていた。さらに最後をしめたグレッグも珍しく(?)クリーンに三者凡退。

一方、攻撃は地味~に犠牲フライ3本とウィーターズの一塁ベースに当たるラッキーなタイムリー内野安打で4点。初回はみな初球、2球めを打ち上げて三者凡退だったのだけど、2回にアダム・ジョーンズが11球粘った末に三振で倒れたあたりから風向きが変わり始めた。このごろアダム・ジョーンズの辛抱強い打席が目立つ。スコットも少しずつ上向いてるし、リーとゲレロも今日はマルチ。(あと、ゲレロは、サードにスライディングというか、ドスドスと地響きをたてて突入というか、楽しい(?)走塁を見せてくれたっけ。)ロバーツは12試合連続ヒット。

……で、そのわりには12安打で4点(うち犠飛3)というのがなんとも……なのですが。まあ、マーケイキス待ちかな。

明日も難敵ですが、ガスリーもずっといいピッチングをしているので、とにかく終盤まで粘ってなんとかブルペン勝負に持ち込み(?)犠飛でもなんでもいいから得点をもぎとって、どろどろの執念を見せてほしいです。(どんなんや?)