Koji's Classroom II

ボルチモア・オリオールズと上原浩治投手の応援ブログ。スポナビ+から引っ越してきました。

気がつけば借金5ですかい

いやー、もう、ねえ……。なんともうしましょうか~(小西得郎さんの実況はさすがにリアルタイムでは聴いたことがないですが、「言葉もない」と言いたいときにはいいフレーズですねえ。)

ホワイトソックス戦の最後から●●○●●●●ですよ……。借金5。

レイズは強い。主力がごっそり抜け、新戦力のシャッフル中で、さらにロンゴリアを欠いていた開幕シリーズからみごとなまでの復活ぶり。その秘密がなんなのかはレイズブログに教えていただくとして、今回はただ敬意を表するものでございます。

今日は惜しかったんですけどね。5-3。バーゲセンがどうにもこうにもぴりっとしたピッチングができず、4回2/3、5失点でブルペンにバトンを渡すと、ラパダ、JJ、ゴンちゃん、上原と久々の無失点リリーフ。

9回に登板した上原は、1,2,3番に13球のナイスピッチ。

ファルドをライトフライ、

ゾブリストをファーストゴロ(ただしこれは、上原のベースカバーが遅く、Dリーとランナーの競走になってかなり危なかった。上原は肉離れがこわいので、ファーストへのベースカバーは、基本的にあまり激走しないんですよね。リーさんに伝えておいたほうがいいかも(^_^;; )

そして一昨日2ランを打たれたデーモンには、ボール(フォーク)、空振り(直)、ファウル(直)のあとの4球め、インコース絶妙のコースにフォークで見逃し三振! これは気持ちよかった。やはり配球は大切ですね。このところ被弾が多く、本人にとってもチームにとっても悩みのタネになっているけれど、体調面で問題があるわけではないとのことなので、配球の工夫やセットポジション時の制球の微調整など、いろいろ試して乗りこえてってほしいです。(まあ、でもちゃんとロースターにいて試合に参加していてくれれば、どんな苦労があろうともつらくはないのさ~。)

でもって観客も上原の9回表の投球でかなり盛りあがり、9回ウラ、イジーの代打ピエがツーベースで出塁、一死後マーケイキスが死球で出ると、すわサヨナラか、という雰囲気になったのですが、前の打席でHRを打ったDリーがあえなくゲッツーで試合終了。う~~消化不良。

(あ、ちなみにわたくし、ついにMLBTVデビューいたしました。そのとたんに次のマリナーズ戦は中継があるんですけどね(笑))

まあ、でもこの一週間はずっとこんな試合が続いておりますね。

試合後、ショウォルター監督は、「真芯でとらえた打球(hit right on the button) も5、6回あったがみんな正面をついている。選手たちはみな努力している。あきらめずにそれを続けるしかない」と敗戦の弁を述べておりました……まあ、そうとしか言いようがないか。打線を組み替えるにも、みんな調子悪いしなあ(苦笑)。

しかし今日思ったけれど、ピエはしじゅうベンチに置いておくにはもったいない気がしますね。ゲレロ(最近10試合.225)かスコット(肩痛)をたまに休ませて、もう少し頻繁に使ってあげてもいいんじゃないのかな。

これで13連戦が終わり、1日休みをおいて、火曜日(現地)からはマリナーズ戦。似たようなチームではあるんだけれど、チーム防御率マリナーズ3.84に対してなんとO'sはこのところの先発陣不振で4.77に。ひどい。投手陣が奮起しないと、勝ちをものにできません。まあ、得点力も低いんだけど……って、数字をつらねはじめるとどんどん落ち込むので、とにかくがんばれ、と。今季はどうも勝ち期と負け期が交互に訪れるので、なんとかもう少し負け期を短くしてほしいです。(ささやかなお願い。)

【今日のBaseball English: hit balls on the button 「打球を真芯でとらえる」 button は「ボタン」 on the button で「どんぴしゃ、命中」などの意味。】