タフな遠征でした……明日からTOR戦。

は～、５連勝で遠征に臨んだのに、５連敗でちゃらにして、ようやく最後にひとつだけ勝って帰ってきました(^_^;;　

オークランドではこれまでほとんど勝ったイメージがなく、なんかいやな感じはしていたのですが、どうも選手たちもそうだったみたいで……。

基本的にA’s、M's共に投手力のチームなのでどうしても我慢比べになり、大事なところで根負けしたという感じ。まだまだだな～。

特にマリナーズとの２戦めはダメージが大きかったです。ガスリーが抜群のピッチングをしていたのに８回にイチローへのエラーから崩れてスモークに逆転３ラン。本人もツイートしていたけど、「完投して、自責ゼロで負け投手」になってしまいました。ううう。

スモークって、見るといつもかみつきそうなすごい顔してバット構えてるんですよね。A-Rodもそうなんだけど、あのすさまじい闘志は相手側に立つといやなものです。オリオールズはみんなやさしい顔してるもんなー。レノルズなんて、あの試合、リーグに２度も顔の近くに投げられたのに、それでもまだやさしい顔で三振してたもんなあ。なんとももどかしい……。

でも昨日（現地１日）のマリナーズ戦は、オリオールズにとってはなにがしか希望の感じられる１戦ではありました。

開幕直前に脇腹を痛めてDLしたブライアン・マトゥスの今季初登板。

５回2/3、84球、１失点。まだまだではあるけれど、さすがにまとまっているし、これからもっと球数少なくイニングを稼ぐような投球ができるだろうと感じさせてくれました。期待したいです。

８回には上原が登板。９番のソーンダースを２球で片づけると、イチローと２年ぶりの対戦。７球すべてストレートで最後は見逃しの三振！　気合い入ってました。次のライアンもフライで三者凡退。あいにく木曜日は出勤日なので、あとからMLBTVで見ましたが、球も走っていて、いいピッチングだったと思います。

でもきのうの試合の一番のヒーローはなんといってもアダム・ジョーンズ。シアトル戦ではホントに活躍します。

８回の特大勝ち越しHRはもちろんなんだけど、４回にオリボの大飛球を背走してキャッチした大ファインプレーがすごかった。今、まちがいなくオリオールズをひっぱる選手になっているなと思います。

さて、と、マトゥスくんを初め、ケガ人が戻りはじめていることもあって、このところロースターにはかなりの変更が加えられています。

アスレチックス戦の初戦でKOされたバーゲセンが、ブルペンではなく３Aに降格になったと思ったら、後を追うようにティルマンも降格。４月、５月と、ショウォルター監督はかなり辛抱強く若者たちを使ってきましたが、ここにきて厳しさを見せ始めたかなという感じ。

さらに昨日はマトゥスのDLからの復帰に先立って、なんとジェイク・フォックスをDFAに。

フォックスはスプリングトレーニングで10HRを放って開幕メジャーをつかんだのですが、ウィーターズのバックアップ捕手のポジションは荷が重く、また得意なはずのバッティングでも結果が残せずにけっきょく居場所を失ってしまいました。マイナー行きは望んでおらず、トレードを模索中とのこと。長打力はあるので、本人曰く、もう少しコンスタントに出られれば調子もあがってくる、ということなのですが、そこは常に兼ね合いというか、難しいところですね。ホントに厳しい世界だなあと思います。

Dリーも復帰間近なのですが、昨日、お祖父さんが亡くなったとのことで、実戦復帰が少し遅れそう。ロバーツは……最近うわさを聞かないということは、まだ脳しんとうの症状がとれないのかなあ。心配です。

さあ、明日からはTOR戦。なんと今年初。どんなスケジュールやねん？

昨年１勝しかできなかったので、イメージはよくないですが（汗）でも、このチームと互角にわたりあえなかったら明日はないんだから（きっぱり）なんとか頑張ってほしい！　歯を食いしばって勝ちをもぎ取ってほしいです。