マトゥス、3Aへ
久々の勝ち越しのあとはスイープ(されるほう)。ふー。
相変わらずゲッツーの山と、7回を越せない先発陣。カージナルスに歯が立ちませんでしたわ。プホールズいないのに。
ひとつひとつの試合を詳報する気になれないので(すみません)、きょうはあっさりと。まずは小ネタから(笑)。
初戦、6-2とリードされた終盤に飛びだしたルーク・スコットのこの塀ぎわキャッチをごらんください。画像
けっして守備の人ではないスコットとしては、大拍手のファインプレー。
すると翌日の試合前、なんとレフトフェンスにこんないたずらが。
現場検証というか、ナスカの地上絵というか。
いつ、誰がやったのか不明で、残念ながら(?)試合前にテープははがされてしまったようですが、よくできてるんで思わず笑ってしまいました。
うん、小ネタであっても笑いは必要だ。(小ネタでしか笑えないのもなさけないけど。)
スコットはこのプレーで膝を打撲して以後2試合スタメンをはずれてるので、ちょっと気の毒なんだけど、面白かったから許してね。
きょうは相手先発が左腕だったので、レフトにはノーラン・ライモルドが先発。
ライモルドは1年目の2009年に鮮烈な印象を残したのでファンの支持はあついのだけど、昨年はアキレス腱手術の後遺症とプライベートな問題でほとんどまともな成績を残せず。今季は5月にコールアップされたものの、ショウォルター監督の信頼を勝ち得たとはいえない状況。レフトで先発するのも6月19日以来でした。
そんな限られたチャンスで、きょうは4打数2安打、4打点。3ランHRと、一塁へ全力疾走して勝ち取った内野安打。やるじゃないか。
問題はこれを続けられるかどうかなんですよ。スコットも打撃はずっと不振だし、ピエもコンスタントな活躍はしていないので、レギュラーを奪うくらいの働きをしてほしいです。
投手陣ではブライアン・マトゥスが3回1/3、8失点(自責8)。
今日は、後半に打撃陣が追いあげて9対6までは行ったけど、さすがにヨーイドンで8点は重すぎた……。
ここ数試合ずっとこんな感じで、きょうはまあ最後のチャンスといってもいい先発だったので、試合後、即刻、3Aノーフォークに降格。
マトゥスさえ帰ってくれば、とずっと期待していたので、とても悲しい。
でも、今の彼は完全に迷路にはまり込んで、投げれば投げるほど自信を失うという状態なので、3Aでコンスタントに投げ続けて課題をクリアするほうが得策でしょう。球速が出ないことへのあせりが力みにつながり、元来持っている制球力も冷静さもすべて失ってしまっているので、ひとつひとつ丹念に確認して取り戻していってほしいです。大きくなって、帰ってこいよぉぉ~!
そんなわけで結局この3連戦はコウジの出番なし。
あ、でも、今日は意外なところに出演してました。ライモルドのHRがブルペンに飛びこんだので。
ナイスキャッチ、コウジ! つぎはチームの勝利をつかみとってほしい。
明日からは、これまた珍しいアトランタでの3連戦。上原にとっては、同期の川上憲伸に会えないのがちょっと残念かな。
今日、最後に意地を見せた打線、なんとかがんばってほしい。ガスリーに勝ち星を! Go, O's!