マット・ウィーターズ、球宴へ O'sは連敗ストップ

まず最初にマット・ウィーターズ、球宴初選出おめでとう。Congrats Matt!

今日の段階で打率.262、HR７、RBI 33 はけっして多くはないけれども、盗塁阻止数23（AUKのスズキについで２位）、守備率.998（エラーわずか１）は誇れる数字。また40試合以上出場した捕手のなかではメジャーで唯一パスボールをしていない。胸を張って出場してきてほしい。

ここ数年、オリオールズからは毎年１人しか選出されていない。去年のタイ・ウィギントンなんて、終盤の守備から入って、次の回に打席が回るからてっきり１打席ぐらい打たせてもらえると思ったら代打出されたし（うっうっ……泣）。ジラルディ監督に対して、あのことをまだひそかに根に持つしつこいわたくしなのでした。

今年はアダム・ジョーンズ（.283 HR13、RBI 46＋守備での数々のファインプレー）とJJハーディー（.295 HR 11 RBI 30 エラーわずか１）にも充分チャンスがあると思ったのだけど、いかんせんチーム成績が……。なんか士農工商の一番下にいるみたいで悲しいよ。（商人は身分は低くてもお金持ちだったけどオリオールズは借金まみれだぁ。）

でもジョーンズはファン投票最後の５人のうちに入っております。

どうぞみなさま、助けると思って（?）アダム・ジョーンズに清き一票を！。

さて、前のカードでスイープされたO'sは、ブレーブス相手にもふたつさくっと負けて５連敗。初戦はジャージェンスに絶妙なピッチングをされ、ジョーンズのヒットでノーヒッターを逃れるのがせいいっぱい。ガスリーの好投をまたも生かせず。

きのうは４－５●。４回に２点先制するも、すぐその裏、２アウトからアリエッタがランナーをためてドカンと満塁被弾。レノルズの２HRやマーケイキスのソロで追いあげたけれど届かず。

この試合、上原は８回に登板。

まずチッパー・ジョーンズをみごとなフォークで三球三振。

本人もブログに書いていたけれど、チッパー・ジョーンズとは2006年の第１回WBCアメリカ戦（あの誤審でまけた試合）で相対して、特大のHRを浴びて以来の対戦。リベンジできてうれしかったようだ。

つづくフリーマンはストレートで空振り三振、アグラは７球のバトルの末ポップフライに。三者凡退。みごとなピッチング。

……しかし、なかなかこの上原のテンポのいい投球で生まれた勢いを次の攻撃に生かし切れないんですよね。けっきょくそのまま１点差負け。

そして今日は５－４○　やっとの思いで連敗阻止。

レノルズの２日連続の１８号も、マーケイキス５の５もすばらしかったけど、なんといっても先発ザック・ブリトンのメジャー初HRと、内野安打がおみごとでした。これで８打席でヒット５本、打率.625ですよ！　OPSは1.750（笑）。打席の構えが投手っぽくないし、打球も投手の打球とは思えない弾丸ライナー。

DHいらないじゃんとだれもが思ったはずだけど、内野安打で一塁に駆け込んだとき、軽く足首をひねったみたいで、みんなをどきっとさせた。幸い大事にいたらずそのまま投げ続けたものの、その影響か、６回裏にランナーを残して降板し、けっきょく勝ちが消えてしまったのは残念だった。

上原は１点リードの８回に、きのうに続いて連投。

きょうはボールが手になじまなかったようで、先頭のフリーマンに四球。めずらしい。

ダン・アグラはストレートで空振り三振

マクロースにはファウルで粘られ、９球め、ライトフェンスぎりぎりのフライで２アウト。ちょっと危なかった～。本人も思わず苦笑い。

つづくフリオ・ルーゴ（去年はボルチモアにいましたね）にはセンター前ヒットを許し、一、二塁。汗だくでかなりきつそうな感じ。

でもコンラッドはフォーク連投で空振り三振に。ふう、よかったよかった。

９回はグレッグがしめて勝利。

上原はきのうの登板が５日ぶりだったので、さほど登板過多ということはないのだけど、腰が痛くて試合後にハリ治療を受けたとツイートしていたし、時期的にいってもあちこちに疲れがたまっているのだと思う。

移動先のテキサスはさらに暑いし、オールスターまで連戦が続く。正念場であります。なんとかうまく乗り切ってほしい。

さ、明日（もう今日か）は独立記念日。

レンジャーズとの３連戦をむかえます。建山 との同級生対決はあるか？　ていうか、うちの先発ローテーションはどうなってるんでしたっけか。明日はたぶんジャカボースカス。そのつぎは未定でシモンの可能性もあるし、３Aからだれとか（名前忘れた）を昇格させる可能性もあるとか。あれ、むこうも初戦はルイスの予定だったのに、今見たら変わってる？

とにかくひとつでも多く。どん欲に。「勝ちたい！」という気持ちを前面に押し出して泥臭く戦ってほしい。Go, O's!!