Koji's Classroom II

ボルチモア・オリオールズと上原浩治投手の応援ブログ。スポナビ+から引っ越してきました。

いろいろかまびすしく【追記:2戦めは勝利】

BOSOX戦中。

きのうは上原が使えず、グレッグは出場停止というなかで終盤にリードしていたらどうするんだろう、と思っていたら8回に8失点(大汗)。

逆にいえばふだん上原はそれだけの失点を防いでいるということか。

にしても、これじゃブルペンBどころかブルペンCですよ……。

きのう、上原さん何度か画面に映ったけど、右腕にサポーター(保温?)してましたね。だいじょうぶかな。しっかりケアしてほしい。

そして、しだいにかまびすしくなりつつあるトレード話。スポーツ報知の柳田記者によれば、レッズとパイレーツが上原について球団に問い合わせをしたらしい。

ボルチモア・サン〉の「上原のトレードはありか?」というブログへのコメントでは、ざっと見たところ7割方のファンが「上原は好きだけど、ちゃんとした見返りをもらえるならトレードもアリ」というスタンスでした。

ちゃんとした見返り……どのくらいちゃんとした見返り? 

2年前のシェリルのトレードのときはジョシュ・ベルが来たけど、まだものになってない。一方、ドジャースへ移籍したシェリルもあまり大きな働きはしなかった。

同じ年、SFGへ移籍したオーブリー・ハフは去年のWS優勝に貢献しましたね。代わりに誰がきたんだっけ……思い出せない。(あとで調べよう。)【追記:米版ウィキで調べました。2009.8.17 ウィーバーをクリアしてデトロイト・タイガースへ。見返りはブレット・ジャコブソン投手。で、シーズン後にSFGに移ったのでした。ジャコブソン……知らない(^_^;;】

先発投手のプロスペクトをくれるなら考えないでもないけど、先発はどこのチームにとっても必要だから、ないだろうな。上原の場合年齢と故障歴もあるし、そうやって考えると、どんどんディスカウントされて中途半端なものをつかまされそうな予感が。(O'sはあまりディールが得意だとは見えないし。)

トレードの意味はもちろんわかってるつもりなんだけど、上原を出してしまって(8回にせよクローザーにせよ)きのうのような試合をえんえん続けたら、若手投手陣の巻き返しというものは、今年はもう期待できなくなるでしょう。投手にとって、何よりの良薬は勝ち星なので。

【追記:ちなみに上原自身は、トレード話、まんざらでもなさそう(記事)。さもありなん……。】

ほかの動きをいくつか。

◎シモンは帰米。制限リストからはずれて、代わりにジョシュ・ベルが1日で3Aへリターン。シモンはシーズン終了後の10月にまた審理があるらしい。なかなか片付きませんね。

◎ルーク・スコットは今日DLから復帰可能だったのだけど、本人が「まだ7割。痛みがある」と訴えたので、数日間マイナーでの試合出場をやめて様子を見ることに。リハビリプログラムを一から始めるにせよ、手術を受けるにせよ、早いうちに決断しないと来季の開幕に間に合わなくなるので、ここ1週間ぐらいに結論がせまられる。

ジャスティン・デュークシャーはかかりつけの執刀医から再手術をすすめられているらしい。オリオールズでは結局登板なしで終わりそう。股関節ですからね……。ピッチングを見てみたかったけど残念です。

◎B-Robは相変わらず頭痛に悩まされながらも、ワークロードを増やしてバッティングやダッシュなども行っている。でも、彼を内野の要にすえて青写真を描くのはだんだん危険になってきたような気が。ものすごく復帰してほしいけど、スライディングやダイビングキャッチをするたびにハラハラしなくてはならないのが悲しいところ。高橋由伸のような感じかな。しっかり体を治して、働けるときに働いてほしい、みたいな。(書いててさびしくなったからやめよう。)

◎レンジャーズ(の3A)から左腕投手ザック・フィリップスを獲得。内野手ニック・グリーンとの交換トレード。

フィリップスは今季3Aで1勝3敗 4.43 ERA。 44 2/3 投球回で21四球、38三振。

昨年は 2.69 ERA、2009年は 1.39 ERA で、アデア投手コーチとコナー前コーチがよく知っており、高く評価しているそうな。オリオールズはごらんのような状況なので、今季中にもデビューがあるか。

左のリリーフ陣は長らくゴンゾしかいない状況がつづいたあと、ここへきてヘンドリクソン、トロイ・パットン(きのう1イニングめはすごくよかった)と、少し働けそうな人が出てきた。

だれかゴンちゃんひきとってくれませんかね(^_^;;

【追記:現地7/19】

勝った勝った。6-2○ BOS戦7連敗のあと久々の勝利。

今日はガスリーがしばらくぶりにいいピッチングで7回2失点。

打線は2回、3回にレノルズのタイムリ二塁打などで先制。5回にサルタラマキアの2ランで迫られ、うわーと思ったけれど(この時点でほぼリードしているという感覚はありませんでした(^_^;;)ガスリーが踏みとどまり、8回はJJが12球で三者凡退。

この時点で上原はウォームアップして行く気満々だったようなのですが(今日はMLBTVがぜんぜん映らなかったので、あれこれ総合して推測)、8回裏、2アウトからリーのツーラン、レノルズのソロ(21号)と連続HRが飛びだし6-2に。ショウォルター監督は、8回表が終わった時点でJJに、「裏に3点入ったらおまえが投げる。それ以外ならコウジが行く」と伝えていたそうで、9回はJJがそのまま行き、きれいに片づけて今季初セーブ。そんな試合でした。

このところ、実は打線はけっこう点がとれてるんですよね。投手陣にいつも(いや、毎日とは言わないがせめて2日に1ぺん)今日ぐらいの踏ん張りがあればなあ。

それとずっと書こうと思って忘れていたことを。

ニック・マーケイキスが先週(7/11~7/17)の週間MVPを受賞しています。

「米大リーグは18日、後半戦最初の週間MVPに、ア・リーグは4試合で打率4割2分9厘、2本塁打、4打点を記録したマーカーキス(オリオールズ)、ナ・リーグは15日のアストロズ戦で完封勝利を挙げたカーステンズ(パイレーツ)をそれぞれ選んだ。」(2011年7月19日スポーツ報知より)

こういう話にはずいぶん縁がなかったのでうれしいです。好調、持続してほしいな。おめでとうございます!