移籍後チーム初勝利
TEX5-DET2 ○
スイープは免れました。3連敗だったので、上原が移籍してから初勝利。上原もマイク・アダムズも投げて無失点だったし、よかったよかった。気持ちよくテキサスに移動できます。
一昨日はマイク・アダムズが8回に1発を喫して負け投手。昨日は上原がリードされていた展開とはいえやはり8回にレイバーンに1発を浴び、最終的にはそれが響いた形で1点差負け。ブルペンを補強するために入ったふたり、ともに防御率1点台のふたりがまさかの失点。
自分のリズムで試合に入っていける先発投手に比べて、ブルペンの様子も起用法も違うリリーバーにとっては、慣れるまでに時間がかかるんじゃないかなと危惧しましたが、さすがにふたりともばっちり気持ちを切り替えて、今日は結果を出しました。
試合のほうは2回ぐらいまでしかライブで見てないので、ざっくりとですが、タイガース戦に強い先発オガンドが6回1/3を2失点。
打線の方は、2回に(これはわたしも見ていたけれど)ヘタしたらトリプルプレーになりそうな危なっかしい走塁で、でも相手のエラーに助けられて先取点。結果オーライだけど、チームが不調のときにはこういうのが大きかったりするんですね。
そのあとナポリ、キンズラー、マイケル・ヤングなど打つべき人たちが打って着々加点。(あっさり書いてますが……(^_^;;)
そして7回、先発のオガンドがつかまり、2点取られてなお一死一、二塁というところで、まずはダレン・オリバーにスイッチ。ペラルタを打ち取って二死。
ここで代打オルドニェス。相変わらず一発出れば同点の場面。ワシントン監督登場し、ピッチャーを上原に交代。
おー、こういう、回の途中での登板って、オリオールズ時代には数えるほどしかなかったはず。今季はBOS戦でユーキリスに3ランを浴びたこともあったっけ。「回またぎ」とか「回の途中」とか課題がひとつあらわれるたびに、心の持ちようを修正して克服してきたわけです。
というわけで、初球、2球めはきれのあるストレートでファウル。
追いこんで3球め、昨日は高めに浮いたフォークを打たれたけれど、今日はきっちり落とす。それをオルドニェスがバットの先で拾って打球はふらふらとセンターへ。ライブで見てたらポテンヒットになりゃしないかと、ハラハラしたかもしれないけれど、センターチャベスが無事に追いついて3アウト。よかった。防御率1.82。
打者ひとりではあったけれど、気持ちと技術のこもった登板だったと思います。8回に投げたアダムズも、先日とは打って変わって落ちついた表情、落ちついたピッチング。これであと本拠地デビューをぶじにこなせばふたりとも大丈夫かな。
明日からは暑いテキサスでインディアンス戦の予定。(うわ、天敵福留がいるじゃん(^_^;;)
【オリオールズ】
ロイヤルズの初戦に快勝して、昨日勝てば久々のカード勝ち越しだったんだけど、ガスリーがまたいつものガスリーにもどり、打線も援護できずに敗戦。
そんななか、ジェイズからウェーバーで獲得したJOJOレイエスが8回1死満塁のピンチをしのいで、「もしかしたら使えるかも?」という機運が(笑) さてどうなるでしょうか。
今日はブリトン君が先発の予定。過去2試合、1回を投げ切れてないので(汗)今日はまず1回を越えることが目標(ハードル低すぎ)。
前回、ブロンクスでさんざんに打ち込まれたあと、リック・アデア投手コーチや、野手のJJハーディー、投手陣のリーダー的存在であるケビン・グレッグなどとそれぞれ2時間ぐらい話しこんで、ピッチングのことや調整法など、ずいぶん考えたらしいです。
「スピードは落ちてないけど、ボールの動きがシーズン当初に比べて今ひとつ。だからただ投げて勝手に変化させるんじゃなくて、もっと制球に気を遣いたい」とのこと。
23歳のブリトンは、ここまであまり挫折を体験せずにあがってきたので、今初めて大きな壁にぶちあたっているところ。でもそれを通じてチームメートのありがたさや、自分で考えて調整することの意味に気づきつつあるもよう。
「メジャーでは、いつまでも才能だけに頼っているのは無理だ。10年もやってきた選手ばかりだし、とくにこの地区で戦うには相手に対応していくことが大切で、すごくしっかりと準備をしなくちゃいけない。いまぼくはルーティンを確立しようとしている。根拠のあることをきちんとやろうと思っているんだ」
今日は出かけてしまうので見られませんが、ブリトンくん、応援してるのでがんばってほしいです。そして、なんでもいいから、勝ち越そうよ、オリオールズ。Go, O's!(←ひさびさに。)
マイク・アダムズ
ザック・ブリトン