マイケル・ヤング2000本安打
レンジャーズ5-インディアンス3 ○ (現地8/7/2011)
強いなあ。コルビー・ルイスはちょこちょこと点をとられながらも7回1/33失点。でも打線が沈黙して7回0封。
ルイスみたいに、点をとられながらも粘り強く投げるタイプは、打線の弱いチーム(O'sとかO'sとか)だと、ホント、4勝10敗とかすぐなっちゃうんですよね。きのうは勝ちはつかなかったけれど、負けもつかず、10勝8敗ERA4.12ですもんね。ジェレミー・ガスリーにもこの打線をプレゼントしたいよ。
というわけで、相手先発トムリンに疲れが見えはじめた8回、トムリンと以後の中継ぎ陣におそいかかって(ほんとに「おそいかかって」という感じ)一気に5点。あっというまに逆転。
でもこの5点も、何もないところから生まれたわけじゃなく、ひとつ大きかったのが、8回表、インディアンスのチャンスで飛びだした、ハミルトンのファインプレー。これが抜けていたら、さすがに無理だったかもしれない。まだレンジャーズのことがよくわかっていないのですが、守備もいいし、すごくよく走るなあという印象。盗塁もしょっちゅうしかけるし、でもけっこうバントもやるんですよね。
しかし、何よりも選手たちを駆りたてたのが、7回に出たマイケルヤングの通算2000本安打だったのでありましょう。(動画)
この前の1999本めが、まったく同じようなぼてぼてのサード内野安打。そして2000本めも。一塁塁上のヤングのしぐさが、節目のヒットを打ったときのイチローとよく似ている……。打撃の職人ですね。ましてきのうは、この時点では負けていたし、ボテボテの内野安打だったし、「いいからみんな、試合にもどろう」と、本人はきわめて淡々と。それでも鳴り止まぬスタンディングオベーション。
右打者としてはメジャー3番目のはやさだそうな。
あと、上原が「自分も何本か貢献している」と書いてました。そういえばそうかも。今ちょっと時間がないので、宿題としていつか追記します。
このヤングの記念すべき日に応えなくちゃと奮起したのだと、試合後のインタビューで選手たちはみないっていました。(でも、そう思ってできるのがすごい!)
ヤングのコメントが泣かせます。
「勝ったことが何よりうれしいよ。負けたら音楽のないクラブハウスにもどって、みんな明日のことを気にかけながらそそくさとシャワーを浴びてるだろう。でもこうしてみんな喜んで、いい気分になっている。それが何より大切なんだ」
そして次の目標は「2001本め」と。うん。
きょうからはマリナーズ戦。エンジェルスとの戦いが熾烈なので、きっちり勝っておきたいところだけど、もちろんそんなに簡単なことではありません。上原、建山もがんばれ!
そして、昨日もじつはさくっと負けてシーズン勝ち越しが6月のレッズ戦以来(!)ないオリオールズは、今日からホワイトソックスとの4連戦に臨みます。明日の先発はJoJoレイエスだそうな。やっぱりね!(笑)
レッドソックスからリリースされた(てか、NYYのマイナーにいると思ってた)ミルウッドはロッキーズと契約して水曜日に先発、というツイートを今朝見ましたので、オリオールズには来ないのね(^_^;;
TEXからリリースされたアーサー・ローズがオリオールズに戻ってきたがっているという記事もちらっと見かけたけれど、こちらはどうなるか。
わたしも(じつは)締め切り間近で、日々やばい状況になっているので、がんばります(汗)。