Koji's Classroom II

ボルチモア・オリオールズと上原浩治投手の応援ブログ。スポナビ+から引っ越してきました。

C.J,ウィルソン、上原を語る

〈ダラス・モーニング・ニュース〉のウェブサイトに、レンジャーズのエースC.J.ウィルソン(先日、アスレチックスの本拠地のマウンドがひどいしファンもあまりいない、という発言で若干の物議をかもしましたが……)が上原について語るちょっとおもしろい記事があったのでご紹介。元記事はこちらです。

8月16日(火)にウィルソンが地元のラジオ番組に出演し、やがて話題は新加入のコウジ・ウエハラの話に。ウィルソンは上原のファン。とくに少ない持ち球をどう組み合わせるかという点に惹かれるという。

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「コウジの場合、紙の上だけで考えると、要するに持ち球は90マイルの直球と、スプリットフィンガーの2種類しかない。でもそのふたつの持ち球で、実際にどれだけの防御率や、三振や、その他もろもろをたたきだしているかって考えると、すごい。とにかく投球術がハンパじゃない。内角高めをバーンと突くし、不利なカウントでもスプリッターを投げる。それから直球でしとめる」

「きのうはトリイ・ハンターを直球3つで三振にしとめた。ハンターは電光板のスピード表示を見て『おい、88マイルを空振ったのかよ。オレ何やってんだ?』って顔をしていた。コウジは大胆不敵だ。ガンガン攻めていくのがすばらしい。クローザーとしても経験豊富だし、とにかく肝っ玉がすわってる」

ウィルソンは、ダグアウトでの上原も高く評価している。個性的なメンバーのそろったチームに、上原はたちまち溶け込んだ。

「すごく面白いやつだよ。たしかに言葉の壁はあるけど、バッティング練習中やなんかによく話す。なんでいつもそんなに気合い入ってるんだ、首位のチームに来たからじゃないのか、ってからかったりするけど、それだけじゃなくコウジは投げるとすごく興奮するみたいだ。ベンチにもどってくると、いつもなんか叫んでるから、オレたちも叫んで、みんなでバチバチハイタッチする。すごくクールだ(*)」

注 コメント欄で質問をいただいたのですが、あらためて読み返すとこの「クールだ」は、やっぱり日本でいう「冷静でクール」という意味に見えて、文脈が意味不明に感じられますね。口語的な「すごい、かっこいい」という、日本の若者言葉の「やばい」みたいな(?)雰囲気です。(だったらそう訳せ>翻訳家)

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上原の配球やかけひきを見つめる目がさすが投手。言葉で解説しなくても、通じるものがあるんだな。それがまた投手陣全体にいい効果を及ぼすといいなあなどと思ったり。

また、オフィシャルサイトの「上原とアダムズの加入でブルペンが好調」という記事(リンク)では、ワシントン監督がアダムズと上原について「ふたりともマウンドの上ではけものみたいだ。攻めて,攻めて攻めまくる」と語っています。

今日はウィルソンとウィーバーのマッチアップ。投手戦になるでしょうか? さすがにエンジェルスも黙ってないだろうと思いつつ、見まもりたいと思います。

【追記1】ウィーバーじゃなくサンタナでしたね。すみません。今日がルイスvsウィーバー。昨日は外出先から携帯で追っかけていただけなので、先制されたあと、試合が終わったタイミングでツイッターを見たら勝っていたので驚嘆しました。つよい、つよすぎる、十万石まんじゅう……(埼玉県民にしかわからない。)

【追記2】この記事、上原さんもご覧くださったんですね(涙)。これまたツイッターを見て驚嘆。(こちら)ひぇー!と、頭の中でちっちゃいわたしが小旗を振りまわしながらくるくる走りまわる状態でした(意味不明)。多謝、多謝。

おかげさまでアクセスも1日としては最多の14302もいただきまして、やはりこちらに書くということは、たとえ素人の応援ブログでも、半ばパブリックな行為だなと身の引き締まる思いです。といっても、わたしにできることは、なるべく誤字脱字のないように、とか、誤訳しないように、とかいうささやかなことなのですが。あとはこれまでとかわらず、できる時にできるだけ、気張らずにぽちぽち続けていこうと思います。