Koji's Classroom II

ボルチモア・オリオールズと上原浩治投手の応援ブログ。スポナビ+から引っ越してきました。

被援護点王デレク・ホランド

連投になってしまってすみません。別のトピックなのでお許しを。

レイズ戦を2勝1敗と勝ち越したレンジャーズ。今日からはフェンウエイでBOS戦です。

9/2(Fri) レンジャーズ10 - レッドソックス0 ○

デレク・ホランド(24)が13勝め(5敗)。防御率は4.13で、まあ普通。試合によってかなり波があるホランドなのですが、ひとつ驚異の数字を持っています。

それは1試合あたり7.52という援護点(!)

そのうち2点でいいからガスリーに恵んでやって……。あるいは沢村に(^_^;;

さすがに今季メジャートップだそうで。そりゃそうでしょう。現時点ではチーム歴代でもトップだそうな。

とはいえ球も速いし、いいところに決まる日はそうそう打たれない。

今日は味方が相手先発のミラーを早々とKOして2回までに6点の援護点をくれたので、気持ちよくすいすい投げて7回2安打無失点。三振6。

打つ方では、クルーズが抜けたけれども昨日の試合からベルトレがハム痛癒えて復帰し、今日も2安打。あと2回に出たキンズラーの、グリーンモンスター越え特大3ランがすごかった。(動画)フェンウエイパーク、静まりかえってましたね。これまでオリオールズ戦でわきかえるフェンウエイしか見たことがなかったので(^_^;;あ、こんなにシーンとしちゃうんだ、と少し新鮮でした。

まあ、でも、レンジャーズの前回のBOS戦では初戦に快勝したあと2つ取り返されてけっきょく負け越しだったので、明日明後日も全部とりにいくつもりでやってほしいです。にわかファンであってもどん欲なわたくし。(なんだかんだ、やっぱりBOSに勝つのは気持ちいい。)

それから今日は、オリオールズから移籍したマイク・ゴンザレスが9回に登板。バリテックを三振、マクドナルドとエルズベリーを内野ゴロという上々のデビューでした。

上原のトレードが決まったとき「コウジは違うチームに行くべきだ」「オレとコウジは友だちだ。だからこそ言わせてもらう」とアドバイスしたというゴンゾー。(「週刊ベースボール」2011.8.22号) まさかこんな形でふたたびチームメートになろうとはね。上原も心強い、と歓迎しているようです。ふたりでバリバリ貢献できますように。

8月はもがき苦しんだ上原も、9月に入って少し良化のきざし。

9/2のレイズ戦では、打球を手にあてたCJウィルソンのあとを受けて7回ノーアウト一、二塁の場面で登板。ゾブリストとアプトンを空振り三振にとって、ダレン・オリバーにバトンをつなぎました。

新聞等でも報じられたとおり、前日マイク・マダックス投手コーチに相談していっしょにビデオを見てもらい、フォームの変わっているところを指摘してもらったのだそう。そのおかげもあって、久々に「自分の納得がいくボールが投げられた」というコメントが出たのはうれしかったです。配球も、ゾブリストにはフォークでカウントを整えてストレートで三振を奪い、アプトンにはストレートで追いこんでフォークを振らせるといった具合に、いろいろ工夫していることがうかがえました。

2アウトまででの交代ということで、昨日はベンチでのハイタッチもやや控えめだったけれど、それでもFOXスポーツはしっかりそのシーンを流し、さらに上原とホランドの簡単なインタビュー(「ぼくの日本語はたぶんだれにもわからない」「ハイタッチですごくベンチがもりあがる」)まで流してくれてました。2三振でファンからも拍手喝采があったし、テキサスのファンは温かいなという印象。つぎの登板でもいい感触を維持して、どんどん乗っていってほしいです。

最後に、レンジャーズのオフィシャルサイトで公開されている「ホランド+上原&建山」のインタビューを。オールイングリッシュでっす。