Koji's Classroom II

ボルチモア・オリオールズと上原浩治投手の応援ブログ。スポナビ+から引っ越してきました。

オリオールズ、レンジャーズに援護射撃【追記あり】

Spoiler警報発令中――。

9/16(Fri) オリオールズ8-エンゼルス3 ○

9/17(Sat) オリオールズ6-エンゼルス2 ○

オリオールズは、ヘイレン、サンタナという手強い投手たちを相手にまさかの2連勝。ドウシタンダ?

きのうは(見られなかったけど)トミー・ハンターがよく投げて7回無失点。(すばらしい。)打つ方ではレノルズ、ハーディー、ライモルドの活躍で8点(すごい!)。最後にケヴィン・グレッグが9回1イニングで43球3失点というすごい劇場を展開したようだけど、それすらもご愛敬といえそうな快勝。(しかしどうするんでしょうね、グレッグ。来年もう1年契約が残ってるんだけど。クローザーだけは絶対やめてくれぇ(>_<))

そして今日はザック・ブリトンが7回1失点で10勝目(10敗)。やったね、ふた桁勝利だ。

勝負のあやになったのは、ブリトンの試合開始前の投球練習でした。なんと、主審のオノラの足に投球をあててしまい、主審は病院へ(汗)。その結果アンパイアが交代することになって、試合開始が15分遅れたのです。(ちなみにオノラ審判はレントゲンを撮ったもののはっきりした結果が出なかったので、週明けにさらにくわしい検査をするとのこと。)

その話をツイッターで読んで、ブリトンくんに動揺が生まれるんじゃないかと危惧したのだけど、むしろ影響を受けたのはサンタナだった模様。待たされたことで肩が冷えたのか、立ちあがりに先頭のマット・アングルを歩かせて、次のハーディーに2ラン! さらに1死後、ヒット、四球ときて、こんどはレノルズが3ラン! この間、わたしは朝食のしたくでちょっとのあいだ台所に立っていて、戻ってきたらいきなり5-0になっていたので、すごくびっくり……ていうか、見のがした~(^_^;; 

けっきょくサンタナはこの回崩れただけで、あとはすっかり持ち直したので、まさに魔の初回となってしまいました。ちなみに3ランを打ったレノルズは、次の打席でガツンと頭部死球。すぐに立ちあがって一塁に向かい、そのままプレーを続けたものの、やはり用心のため途中交代して、病院でCTを撮ってます。脳しんとうなどの症状が現れませんように。

じつは初回にレノルズがHRを打った直後にも、次打者のノーラン・ライモルドが死球をくらっていたので、レノルズの頭部死球のあと、すぐに主審が警告試合を宣告。しかしその後きわどい場面はなく、平穏に終了してます。でもあのレノルズの死球は相当冷やっとするものでした。反応が一瞬でも遅れていたら顔面に来ていたのでは。あぶなかったです。(動画)

あ、そうそう。そういえばこのところmasnのコメンテイターがしばらくリック・デンプシーだったのですが、今日は久しぶりにジム・パーマー。あのどしゃぶり+強行軍のヤンキース戦以来見かけなかったので、風邪でもひいたのではと気にかかっていたけれど、よかった。デンプシーさんがダメってわけじゃないけど、落ちついていて分析の鋭いジム・パーマーの解説がこのごろすごく好きで、解説者(といってもHall of Famerだけど)にまで惚れるたぁ、いったいどんだけオリオールズが好きなんだよ、という感じです。

【追記】3戦めは2-11で完敗。さすがにスイープは無理だったか(-_-) きのうぶつけられたレノルズは、今日は休養。試合前「サンタナは、頭に当てるつもりはなかったと思うが、死球自体は故意だったと思う」と発言。試合では初回にオリオールズ先発のシモンがマーク・トロンボの脇腹にぶつけていきなり警告試合になったようですが、退場や乱闘はなくぶじに終了してます。(6回にバーゲセンがマシスの頭にぶつけちゃったようですが、これは明らかに抜け球と見なされておとがめなしだったとのこと。)

さあ、明日からはBOSとダブルヘッダーを含む4連戦。苦手のフェンウエイではありますが、レイズ、エンゼルスというコンテンダー2チームに勝ち越したのですから、ぶざまな試合はできませんぜ。最低でもひとつ、あわよくばふたつ(弱気)勝てるように、がんばってほしいです。ローテをはずれていたマトゥスくんも先発予定。がんばれ!!

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さて、オリオールズから2日連続援護射撃(?)を受けたレンジャーズはというと、こちらも金曜日はマリナーズに足もとをすくわれたものの、今日はよろよろしながらどうにか勝って、ゲーム差を4.5にしました。

9/16(Fri) レンジャーズ0-マリナーズ4 ●

9/17(Sat) レンジャーズ7-マリナーズ6 ○

ルイスが5回2/3 6失点で13勝め。今日は打線に守られての勝利。2回にイチローのタイムリーなどで逆転されると、すぐ3回にアンドルース、ハミルトン、ベルトレと3本のソロHRで同点にしてもらい、つぎの4回にもハミルトンのタイムリーなどで3点の援護を受けて7-4に。きのうはゼロ封だったけど、1日でまた打線が活発に。

しかし5回にマリナーズカープの2ランで追いすがります。そうか、これがうわさの鯉さんか……。

そこからはブルペン勝負。レンジャーズはダレン・オリバー→ゴンゾ→アダムズ→フェリスとつないで、1点差を守りきりました。

まあ、ルイスがちょっと点を取られすぎかな、という以外は快勝といっていいでしょう。

しかし、上原の出番がないんですよね。先週11日以来6日間登板なし。せっかく調子があがってきたところなので、できればもう少しコンスタントに投げさせてほしい(泣)。

勝利の中にももやもやを抱きつつ、じっと我慢の日々なのでありました。(そうこうするうちにシーズン終わっちゃいそう。こんなことで悩むとはなあ……。)

【追記】

9/18(Sun) 対マリナーズ3戦め、レンジャーズは、マリナーズ先発のヘルナンデスから元同僚ベルトレの2ランなどで6回までに3点を奪い、3-0とリードします。ちなみにこのHR、アウトローのベストピッチに見えますね。ここへ投げておけば長打は打たれないはず、という。すごいな。

さて、このあと7回に上原が登板してピンチをしのぐのですが、どんどんつけ足すことが増えて長くなってきたので、上原関連の記事は独立させて新しいエントリにしました。そちらをご覧ください。

さあ、これで残り9試合でマジック6だそうな。このあとはA's×3、M's×3、そして最終のエンゼルス3連戦。最後の3連戦まで優勝がもつれこむようなことがありそうには思えなくなってきたけど、まあ最後まで何が起こるかわからないのがスポーツというものなので、じっくり見まもりたいと思います。