BOSOX相手に奮闘中!
9/19(月)ダブルヘッダー
第1試合
オリオールズ 6 - BOS 5 ○
第2試合
オリオールズ9-BOS18 ●
9/20(火)
オリオールズ7-BOS5 ○
明日もあるのでまだ勝ち越しじゃないけど、めっちゃ気持ちいい。Spoiler 万歳!(笑)
去年と違って、今年は8月に入ってもチームがテイクオフしなくて、ショウォルター・マジックも1年で終わりかとみんながっかりしたんだけど、9月に入ってからのこの怒濤の帳尻あわせは何?(^_^;; 一時はかなり可能性が高いと思われた100敗の危機もどうにか回避し、昨年の勝ち星(66勝)を上回れる可能性もでてきました……って、どんだけ低い望みやねん。でもいいの。一歩一歩前進するのよ。
昨日の1試合めは、デーゲームだったのでリアルタイムでは見られず。でもガスリーが6回4失点でふんばり、9月にコールアップされたマット・アングル(彼、いいですよ!)の2点タイムリーのほか、アンディーノ、ライモルド、ハーディーの3本のHRをブルペンが守りきって1点差での勝利。とくに8回ペドロ・ストロープ、9回ジム・ジョンソン(JJ)というコンビが定着してきました。ストロープ、すばらしいんだけど。どうしてレンジャーズでは働き場所がなかったんだろう?
2試合めは数字だけ見れば大敗で、実際に大敗なんだけど、ブライアン・マトゥスがまた打ち込まれたということ以外はあまりダメージがなかった試合。マトゥスはねえ……(涙)。投球を見ていても、インタビューを聞いても痛々しいばかりなのだけど、ここまでまったく挫折なく来た選手なので、初めての大きな壁は、もっと大きくなるための特大の試練だと思っています。きのうの試合を見ても、ロウリーに同じ球ばかり続けてHRを打たれたり、工夫が足りない場面も。オフにコンディショニング、メンタル面ともに一からたたき直すつもりでがんばってほしいです。
で、この2試合め、ダブルヘッダーなのでウィーターズが出場せず、アダム・ジョーンズ(親指痛)、マーク・レノルズ(頭部死球)と合わせて、飛車角桂馬抜きの、半分3Aノーフォークかというラインナップだったのですよ。そのメンツで、3回まで11点とられたのをコツコツと追いあげ、6回には2点差まで迫ったのです! そのあと7点とられてけっきょくグダグダになっちゃったけど、BOSのラッキーもメタメタだったし、8月までのBOSとはずいぶん感触が違うなというのが実感でありました。
あ、あと、18-9の9回にグレッグが登板したんですよ。これはびっくりしたなー。完全にmop up (敗戦処理)……。それでもランナー出してたけど(^_^;; ほんとに来年、どうやって使うつもりなんだろう。
そして今日の第3戦。ジョーンズ、レノルズ、ウィーターズも戻ってほぼベストメンバー。しかし先発はヴァンデンハークで、「オーディション」登板なので、何回もってくれるか。1回に先制(でも1点ですんだ)されたあと、すごく面白い試合になったので、リアルタイムでメモをつけてました。長くなりますが、そのメモで試合経過を。( )内は今つけたコメントです。
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3回表1死、アンディーノ粘って13球めをヒット。(きょうのアンディーノはホントによく粘った。5打席で30球投げさせたそう。)
2死後、マーケイキスもフルカウントまで粘って7球めを2ベース。アンディーノが還って同点!さらにゲレロのライトフライを右翼レディックがはじいてマーケイキス生還。勝ち越し。
(このあと四球ふたつで満塁に。さらに球数がかさむベダード。)
レノルズは6球め、顔近くにビーンボールを受けながらも、フルカウントからの7球め、カーブを打ってタイムリー。2者生還。4-1。ベダードは3回2/3、76球、4失点(うち自責1)で降板。
(すごい球数。オリオールズ、いつもこのくらい相手に投げさせられたら、ずいぶん攻撃力が変わるはず。)
アッチソンに交代。次打者をうちとって3アウト。
その裏BOS、A・ゴンザレスの2ランでたちまち1点差に。
さらに4回裏、ノーアウトから四球、ヒット、ヒットで同点orz。無死一、二塁。
エルズベリーがヒット。無死満塁。
ペドロイアは空振りで三球三振。
続くゴンザレスは一ゴロでホームフォースアウトも、一塁転送の球をレノルズはじいて、ひとり生還。もったいない! 4-5、逆転許す。
しかしつづくオルティスは見逃し三振。1点でおさまってよかった。
5回表、先頭のゲレロがヒット。ウィーターズのハーフスイング(振ってねえ!)との三振ゲッツーで2アウト。ショウォルター監督がしつこく抗議して退場! 今季3度目。(動画)
(このあとBOSはアッチソン、アルバースがふんばってO'sに得点を許さない。一方オリオールズもレイエスがグッドジョブ。レイエス、先発するとあかんことが多いけど、ロングマンだと力を発揮するのか?)
7回表、投手はバード。三者凡退。
その裏、先頭のゴンザレスがヒットで出ると、ラパダ、エアとつないで後続断つ。ナイス継投。依然4-5。
8回表、先頭のウィーターズがヒット。1死後、レノルズがヒット。1死一、二塁。
ここでバードにかえてパペルボン投入。BOSOX必死。
2死からライモルドレフト前ヒット。ランナーストップ。満塁。
(ライモルドは0-2と追いこまれ、観客が立ちあがって三振を催促する中でのヒット。粘ったね。パペルボンは失投と言っていたようだけど。)
ここでバッターは当たっているアンディーノ。パペルボンは全球ストレート勝負。肩に力が入っているのか、球がうわずる。アンディーノ、よく見えてる。
フルカウントからの6球め。ランナー一斉にスタート。ストライクゾーンに入ってきた97マイルをひっぱたくと、一塁線を抜く走者一掃のツーベースに!
逆転。7-5!
(パペルボンは5/13日以来、25回のセーブ機会ですべてセーブを挙げてきたとのこと。早めの投入はあの場面では仕方がなかったと思うけど、BOSにほかに頼れる投手がいないことの証左でもあります。)
8回裏。投手はペドロ・ストロープ。ここまで7試合連続無失点。レフトはアングルに交代。
エルズベリー、5球め、スライダーで見逃し三振。サルタラマッキアも82マイルのスライダーで空振り三振。アヴィレスは浅いレフトフライ。
(ストロープ、ホントに抜群。しつこいようだけど、レンジャーズ、よくゴンゾの代わりにくれたなあ。)
9回表、二死からウィターズ四球、ジョーンズヒットで一、二塁。ここで田沢登場。レノルズをショートゴロに打ち取ってスリーアウト。
(masnのジム・パーマー氏は田沢を「コウジ・ウエハラとよく似ている。いいストレートとスプリッターがあって、コントロールがいい」と評していました。)
9回ウラ。クローザーはジム・ジョンソン。
エルズベリー、ウィーターズの打撃妨害で出塁。追いこんでいたのにもったいない!
しかしペドロイアは三塁ゴロダブルプレー! やった!
そしてゴンザレスは4球めを打って一塁ゴロ。試合終了。イェイ!
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BOSは9月に入って5勝15敗とのこと。あれだけ無敵だったのに、こんなこともあるんだ。残念ながら今日はレイズも負けたので2ゲーム差は変わらずですが、タイガースやレンジャーズは、ひょっとしてレイズのほうが強敵だと思っているんじゃないでしょうか……。
オリオールズでは、ロバート・アンディーノの働きぶりがすごい。
非常に地味で華がなく(^_^;; インタビューなどきいても、まるでいじめられっ子みたいなキャラなのですが、ジム・パーマーは常々「今季もっとも成長した選手」と言っています。内野もどこでも守れるし、何よりこのところバッティングの成長ぶりがすごい。今日は打席での粘りも目を見張るものがありました。若手のライアン・アダムズがヘルニアで手術をするかもしれないということなので、来季もアンディーノは重要な戦力になりそうです。
明日は第4戦。こちらはトミー・ハンター。LAA戦のナイスピッチをもう1度。でもあちらもベケットだからそう簡単にはいかないでしょう。基本的にBOSも打線はべつに湿ってるわけじゃないので。
あすは1日仕事で見られないので遠くから声援をおくります。
あ、それから完全につけたしだけど(^_^;; レンジャーズも7-2でA’sに勝って、マジックナンバーを4としています。今日は上原は出番なし。ブルペンでマイク・アダムズの隣にすわって、球の握りを教えてもらってたなあ。完全にふたりの世界になってました(*^-^*)
思うところはいろいろありますが、とにかく出番がきたら上原らしく全力を発揮して、いい投球をしてほしいと願っています。