Koji's Classroom II

ボルチモア・オリオールズと上原浩治投手の応援ブログ。スポナビ+から引っ越してきました。

3ランランニングHRで、ついにレイズとBOSがゲーム差なしに

9/26 オリオールズ 6-BOS 3 ○

いや~、すごい試合でした。ホントにオリオールズは、まるで自分たちのプレーオフをかけて戦っているかのような、魂の1戦。見あげたものなんだけど、なぜ5月から8月までこれができなかったんだと、ふと思う(笑)。

(そういえば試合が始まってすぐ、ショウォルター監督が顔をゆがめて、スタッフに支えられながらベンチ裏にさがるひと幕があってドキッとしました。心臓でも悪くしてなきゃいいけどと心配したら、なんとメンバー交換をしてベンチに帰る途中で足をひねって捻挫したそうで(^_^;; 治療を受けてベンチに復帰しましたが、試合後「みっともない」と恥ずかしそうにしてるのがちょっとかわいかった。)

さて、きょうはオリオールズ、フルメンバー。先発トミー・ハンターは、ふらふらしながらもどうにか持ちこたえる形。2回にマット・アングルのエラーで先制されたあと後続を断つと、すぐその裏、マット・ウィーターズが21号ソロHRで同点に。

4回にはラウリーのHRで勝ち越されますがその1点にとどめると、5回裏に、やはりテキサスから移籍のクリス・デイヴィスのタイムリーで同点。

今日は(あとで書きますが)上原も好投したし、あのトレードにからんだ3人がみないい働きをしました。まさにWin-Winでしたねー。よかったよかった。

そして6回裏、先頭のゲレロが初球をセンター前ヒット。通算2587安打。フリオ・フランコを抜きドミニカ出身選手として通算最多安打に。

この安打を足がかりに、デイヴィスの今日2本めのタイムリーで勝ち越し。そして次打者のロバート・アンディーノがセンターに大飛球を打ち上げます。BOSのセンターエルズベリー、かなり極端な前進守備だったけれども走って走って追いつき、「やばい、捕られた」と思った瞬間、フェンスに激突して落球。打ったアンディーノまでもが生還する3ランランニングHRに! 6-2。

前回のフェンウエイでの対戦ではパペルボンに煮え湯を飲ませたアンディーノ。きょうはベケットを撃破。ショウォルターチルドレンの一番手。すごすぎます。

このホームランが、カムデンヤードでオリオールズ選手の放った最初の inside-the-park HRとなりました。

しかもスタンドにはアンディーノのパパがいて、顔がそっくり(笑)。息子のメジャーでの試合をスタンドで見たのは今日が初めてだったそうで、なんて幸せなお父さんなんでしょうか。ほんとうに誇らしげでした。ハイライト画像も張っておきます。

一方タンパではレイズが2点先制されながらも逆転して5-2でNYYに勝利。ヤンキースはベストメンバーかと思ったらテシェイラとスイッシャーが出てなかったんですね。うむ。となると残り2試合のレイズの一番の敵はプレッシャーか。それにしても相変わらずスタンドががらがらなトロピカーナ・フィールド。せっかくこんなすごい戦いをしているんだから、もう少しサポートがあるといいんだけどな。

明日はオリオールズブリトン、BOSはベダード。前回はオリオールズがベダードを攻略したけど、はまると打てない投手なのでどうなるか。

ブリトンくんは、最後、いい投球でシーズンをしめくくってほしいです。

レンジャーズの試合についてはのちほど追記します。