Koji's Classroom II

ボルチモア・オリオールズと上原浩治投手の応援ブログ。スポナビ+から引っ越してきました。

ほんまかいなの上原トレード情報(やっぱりなさそう)

今日(1月24日)づけの報知新聞に『上原、ブルージェイズへ 球団トレード合意』という記事が出ています。

ほんまかいな?と思って、球団ソース、地元紙、MLB Trade Rumor などひととおりあさってみたけど何もなし。それでもただの飛ばし記事に思えないのは「上原は6球団に対してトレード拒否権を持っており、ブ軍はその中に含まれている。右腕が移籍を拒否すれば、トレードは破談となる。」というきわめて具体的な情報が記されているから。報知にはポストシーズンの間ずっと上原に貼りついて、そのアップダウンをすべて見とどけた柳田記者もいることだし、実際にトレード話があって、上原が今悩み中ということはあり得る気がします。(あくまでも想像ですが。)

ダルビッシュの入団が決まって、キャンプインからシーズン開幕当初、すくなくとも日本のメジャーリーグ関係のすべての報道において、「テキサス・レンジャーズダルビッシュ」になることでしょう。ハミルトンもヤングも「ダルの同僚」になりホランドは「ダルの弟分」になるかもしれない(^_^;; 目立ちたがりの上原にとって、それはけっしてやりやすい環境ではないでしょう。(あくまでもわたしの感想です。本人がどう思っているかは知りません。)

一方、「昨年のリベンジをしたい。こんどこそWSの舞台に立ちたい」という強烈な思いもあって、そのための一番の近道に思えるのはやはりレンジャースの一員として認められ、投げ続けること。ただし、ダルの移籍でオガンドーあたりがブルペンに回ること、またウィンターミーティング以来、上原が引く手あまたであることを考えると、たとえここでトレードを断ったとしても、シーズン中(あるいはキャンプ終盤)に別の話が持ち上がる可能性は多々あります。だったらキャンプイン前に移籍してすっきりした気持ちでシーズンを始めたほうが……。

悩む要素はたくさんあります。(すべて、報知の記事が事実だと仮定しての話です。)

あまり不確かな記事をもとにエントリを書くことはしたくないのですが、今回はあながち信憑性なしとも言えない気がしたので、少ない材料ながらまとめておきました。なりゆきを見まもりたいと思います。(けっきょくなかったことになりそうな気もします(^_^;;)

英文まとめも---------------

According to Hochi, a Japanese sports newspaper, Texas Rangers and Tront Blue Jays have been in talk about trading Koji Uehara, who's mulling over whether to accept it. Koji has no trade rights for 6teams.-----------

【追記】 アップしたとたんに続報が(笑)

ブルージェイズブロードキャスターマイク・ウィルナーの今から30分前のツイート。

Trying to find out more about Japanese "Uehara to #Bluejays " report - there's definitely something going on. #Jays are in on him.

「上原ブルージェイズへ、という日本の報道を確認中。たしかに何かありそう。ジェイズはウエハラをほしがっている」

そして10分前のツイート:

And 10 mins. after I hear that there's something to the Uehara rumour, I hear that talks have cooled. #rangerswanttoomuch

「ウエハラの噂を確認した10分後に聞いた話によると、交渉は冷え込んだとのこと#レンジャーズ要求高すぎ」

うーむ、やはり当面はなさそうですね。ほっとしたようなしないような。(トロントだとオリオールズともろにバッティングするなあと思ったもんで……。)とにもかくにも、周囲のことを気にせず、自分のするべきことをするしかなさそうです。いろんな意味でがんばってほしいと強く思う今季です。

ついでに(といってはなんですが)オリオールズ関係の動きを。

・カイル・ハドソンをリリース:チェンを獲得して40人ロスター枠を空けるための措置。ハドソンは2008年のドラフト4巡め。昨年9月のコールアップでメジャー昇格したため、 "draft excluded"(なんのことだか未調査)で、3月まではマイナーに降格することができず、チームはトレードかリリースかの二者択一を迫られていたそうな。FAとして再契約も可能だけれど、その場合は5月15日までメジャーでプレーできないとのこと。いろんな規定があってフクザツすぎる……。

ハドソンは俊足で、昨シーズン最終戦の対ボストン戦で、デイヴィスの代走をつとめ、ライモルドの二塁打で同点のホームを踏んだことでファンの記憶に残っている選手。

・ウィルソン・ベトミットを獲得:昨年7月のトレードでロッキーズからタイガースに移籍し、その後FAになっていたベトミットを1年間のメジャー契約で獲得。契約金などはまだ不明。昨季は打率.285、出塁率.343、HR8。ブライアン・ロバーツがファンフェスのサイン会にも出てこられない状況で、今季もロバーツ抜きを想定しなくてはならないための補強と見られます。また、半分はDHとしても考えているようで、その場合、やはりDHには専任の打者を置くのでなく、何人かで回す形になりそう。

フィルダーにも引き続き興味があるようですが、値段がかなり下がらない限り実現性は薄いでしょう。