Koji's Classroom II

ボルチモア・オリオールズと上原浩治投手の応援ブログ。スポナビ+から引っ越してきました。

O's:空中戦に負け試合に勝つ

開幕戦以来の更新になってしまいました。

なんだか忙しかったんですよね~。

その間にオリオールズヤンキースに3連敗(-_-) 

スコアは4/9が2-6,  4/10が4-5  4/11が4-6。

初戦はマトゥスが制球定まらず。でも去年よりは球速、球の力ともにあると感じました。次に期待。

2戦めはチェンのデビュー戦。ジーターに先頭打者弾を許したあとよく立ち直り、いい球が低めにびしびし来ていました。疲れが出始めた6回に3点とられ、4-4同点での降板でしたが、2アウトからのサードゴロをマーク・レノルズがふつうにさばいていれば2失点ですんだところ。6三振奪っていますし、非常にいい登板だったと思います。(動画)

それにしてもレノルズの守備はほんとに悩ましい。今季7試合ですでに2失策ですが、それ以外にもドキッとするような送球あり。ショウォルター監督は、「いいプレーもたくさんある」と、かばいながらも、今日のトロント戦ではDHに回していました。その方が観る方は安心していられます。

あ、そうそう、この試合、NYYの勝ち投手が前回のエントリで触れた左腕のクレイ・ラパダだったんですよね。2月にオリオールズをリリースされたあとヤンキースの開幕ロースター入りを果たし、O's戦で今季初勝利。めぐりあわせとはふしぎなものです。

3戦めはサバシアから4点をもぎとり、アリエッタも6回2/3を4失点という粘りのピッチングだったのですが、連日の延長戦で敗戦。グレッグが9回を1-2-3で抑えたものの、10回続投でスイッシャーにツーランを浴びました。

元々クローザーのグレッグなので回またぎは厳しかったか。

この3連戦ではブルペンロングマンがいないのが響いた形。シモンを放出したのがもったいなかったともいえます。

そして今日(現地4/12)からは初のロード。ロジャースセンターでトロントに7-5で勝利をおさめました○。

両軍合わせて7HRが飛び交う空中戦。

そのうち4本がトロント。先発トミー・ハンター、6回投げて4被弾。空中戦では負けました。

でも幸いぜんぶソロだったんですね。オリオールズの3本も含めて(苦笑)。ここらへん、HR数のわりに今ひとつ破壊力があがらないゆえんですな。

勝負を決めたのは8回2死満塁から出たウィルソン・ベテミットのタイムリーでした。今日はレノルズと入れかわる形で6番サードで先発。ウィーターズが敬遠気味の四球のあとだったので大きかった。

先発もブルペンもそこそこがんばっているし、長打もまあまあ出ているので、あとはRISP(Runners In Scoring Position)なんですよね。得点圏打率をあげること。そうすればNYY戦のような惜しい負けを勝ち星に転じることができるはずです。

・アダム・ジョーンズが1HR含む4の3。打率を.354まであげてます。今日、8回のチャンスでは三振と、まだ得点圏でのバッティングに課題があるものの、四番という役目のなかでまたひとまわり大きくなろうとしている姿が見えます。(早く契約延長お願い、デュケットさん。)

光るのが3つの盗塁(現時点でリーグトップ)。

脳しんとうでDLのブライアン・ロバーツがチームに帯同しており、試合中、ジョーンズやアンディーノに盗塁のコツを伝授しているそうです。試合に出なくても貢献するポイントはあるわけです。

・9番ロバート・アンディーノが好調。現時点で5打点はチームトップ。打率.308。今日はHRも1本打っています。三振が8と多めで、四球が少ない(まだ1)のが気になりますが、総じてしぶといバッティングが印象的。昨年のBOSとの最終シリーズで、パペルボンから何度もクラッチヒットを放った粘っこさは健在です。

・新入団選手恒例のボルチモア野球博物館訪問。

チェンの姿も見えます。トミー・ハンターがベーブ・ルースの予告HRのマネしてます。野球あるあるですな(笑)。

明日は開幕シリーズでツインズを7回までノーヒットにおさえたジェイソン・ハメルが先発。昨年は初戦をとりながら負け越すことが多かったので、なんとか早めに勝ち越したいです。