Koji's Classroom II

ボルチモア・オリオールズと上原浩治投手の応援ブログ。スポナビ+から引っ越してきました。

アダム・ジョーンズ、契約延長間近

土曜日朝、喜ばしいニュースが飛びこんできました。

っていうか、ほんとは日本時間の26日金曜日の夜、現地の25日早朝に第1報があったようなのですが、わたし早寝しちゃったんですよね(^_^;;

その第1報がこちら。「オリオールズがアダム・ジョーンズと契約延長間近」というケン・ローゼンタールのツイートです。その後の続報によれば、前日、木曜のオフ日に健康診断をすませており、今は細部を詰めている状況のよう。「6年85mil$」と言われていますが、まだ正式発表はなされていません。でもジョーンズ自身も「そうなればうれしいけど、まだ何も決まったわけじゃないから」とコメントしていますし、あとは時間の問題でしょう。

このオフ、ジョーンズには何度となくトレードの噂がもちあがりました。今年1月のエントリにリンクを張っておきます(1)(2)

このころには、トレードにうんと言わなかったことを「オリオールズの煮えきらなさ」のように見る向きも少なくありませんでした。上の第一報を伝えたローゼンタールなどは、今季開幕前にこんな予想を立てています。

「今季のオリオールズにとっての正念場は、アダム・ジョーンズの処遇に関する決断。トレードするのか、契約延長するのか。しかし歴史から判断するなら、オリオールズはきっと何もしないだろう」

まあ、この予想記事の書き出しがそもそも「昨年立てた予想はほとんどはずれた」というものだったので、かえって残念な予想をしてくれたよかったのかもしれないけど(笑)。

ともかく、今季に入って何度となく「早く契約延長してくれないかな」と思い、でもデュケットはずっと「何も進展はないよ」と言い続けていたので、きょうのニュースはまさに「うれしい驚き」(翻訳調)でした。「シーズン半ばに契約の話はしないのがわたしの流儀だが、アダムは例外(a unique case)だ」というのが、きょうのダン・デュケットのコメント。正式発表、待ってます。

ついでにほかのロスターやDL関係の動きを。

◎ ロニー・ポーリーノ⇔ルイス・エクスポジー

 バックアップキャッチャーを入れ替え。エクスポジートは24歳と若く、下で、毎日捕手としてプレイし、経験を積んでほしい、とのこと。前回のチェンとのバッテリーで配球がいまひとつだったという評価もあったもよう。ポーリーノは下でよくやっていた。

◎ステュ・ポメランツ⇔ビル・ホール

 リリーバーのポメランツを入れてブルペンを強化。ビル・ホールは10日前にレイズ戦でHRを打ってシェービングクリーム攻撃を受けたばかりだったけれど、ウェーバーに。ツイッターでめちゃめちゃ切なそうだったので、気の毒でした。同じ時期に昇格したトールソンあたりに比べると、守備がいかにもおぼつかない感じだったのが痛かったか。クレームされなければ3Aに配属になります。

(ちなみにこのウェーバーの順番はその日その日の順位で決まるんですね。昨日だったか、取りたい選手を「下位の」レンジャーズに先に取られたということがあったそうな。どゆこと?(^_^;; )

◎ブライアン・ロバーツはブーイに出場中。まだ1試合2打席までで、無安打ですが、今日は犠牲フライが一本あったようです。

チャベスとレノルズはまもなくフロリダで実戦復帰。しかしライモルドはまだ手のしびれがひかず、21日に2度目の神経ブロック注射を受けたところ。ライモルドの頸椎ヘルニアはオープン戦で受けた頭部死球が遠因のようですね。チームが好調だし、戻りたくてたまらないようなのですが。せめてオールスター休みごろまでにはなんとか痛みとしびれが収まりますように。

DFAされたブラッド・バーゲセンはクレームされず、ノーフォークに配属に。巻き返してほしい。

◎FA中のオズワルドに興味と諸処で報道。デュケット、否定せず。

 そりゃあ興味ありますよね。わたしもあります(笑)。レンジャーズもフェリスが離脱したので今季初頭に比べたらマッチの度合いが高まったかもしれないけれど、オガンドもいるし、基本的に「フェリスが復帰したらまた誰かを切らなければならない」ことに代わりはないので、組織内にも根強い反対の声があるようです。それに比べるとオリオールズの必要性ははるかに高いですよw でも、まあ、こないよねえ……。

さあ、こんな状況のなか、今日からはホームでロイヤルズと3連戦。28,954人の観客――外野の客席がかなり埋まっていて、しかもみんなオレンジのジャージを着ている。なんていい光景なんでしょう。わたしも混じりたい(笑)。

しかも午後5時以降に売れた当日券が11,000枚で、これは球団史上最高なのだそう。 今日はその観客を満足させる、いいゲームでした。

5/25 オリオールズ8-ロイヤルズ2 ○ 勝ハメル(6-1) BOX

ハメルはランナーを出しながらも瀬戸際で集中力を発揮し、6回無失点のピッチング。バックにも助けられ、とくにホームでのこのクロスプレーが大きかった。

打線は初回に1点とったきりの1-0が続いていたのですが、5回にブルース・チェンを一挙に攻略。めずらしく連打で5得点。新鮮です。

さらに7回にはクリス・“クラッシュ”・デイヴィスが特大の第7号。今日も2安打3打点と、すっかり復調したみたい。今、打線で唯一心配なのはウィーターズですね~。5月はホームでの激突あり、長大な延長戦もたびたびあり、と、体力的にもきびしいのか、バットのふりがかなりニ鈍い感じ。でもやっはり彼が打たないと、画竜点睛を欠くわけですよ。復調を待ってます。

さて、今日は現地の4時からチェンの登板で試合開始の予定。明け方なので試合の後半ぐらいは見られるかな。前回、ナショナルズ戦でKOされたチェンには、きっちり巻き返してほしいところです。Go, Birds!

【追記】

アダム・ジョーンズ、6年、$85.5 millionで合意に達したようです。めでたい☆ 

明日、記者会見です。勝ちたいな。

今日5/26(現地)は3-4で敗戦。チェンは6回2失点。悪くないピッチングでしたが、3-0とリードのあと2点とられてブルペンにバトンタッチ。これまで完ぺきだったオデイ、ストロープがそれぞれ1点ずつ取られてしまいました。でも責められない。攻撃ではマーケイキスやニック・ジョンソンのあわや逆転2ランという当たりがぎりぎりファウルになったりと、ツキもありませんでした。アダム・ジョーンズは連続安打を17に延ばしています。明日はマトゥス。勝とうぜよ。