Koji's Classroom II

ボルチモア・オリオールズと上原浩治投手の応援ブログ。スポナビ+から引っ越してきました。

ロバーツ復帰、フィリーズ3連戦など

ついに今日からブライアン・ロバーツが復帰です。うるうるうる。トップバッターにロバーツの名前があることがこんなにうれしいものだとは。今、試合が始まったところですが、セカンドを守るロバーツがうつるたびに目が吸い寄せられます。本人は「チームが好調だから、ここから連敗したりしないように。さりげなくとけこんで、活躍して初めて『いたの?』って思われるのがいい」と述べていましたが、それはムリ(笑) 遠慮しないで(でもムリしないで)初めからガンガン目立ってほしいです。

あ、今、3-2から6球めをセンター前ヒット! おかえり、ロバーツ。ぐっと来ました。

フィリーズ3連戦を簡単にふりかえっておきます。

6/8 オリオールズ6ーフィリーズ9 ● 負:アリエッタ BOX

ジェイク・アリエッタが自分でも「今ちょっとどうしたらいいかわからない」という状態。この試合のあと降格されるかなと思いましたが、そうはならずブルペンに。前のエントリに書いた「電話がなったら立ちあがってアウトを取る」という役をになうことになりました。

6/9 オリオールズ6-フィリーズ4 ○(延長12回) 勝:アヤラ(2-1)  BOX

3Aから復帰のトミー・ハンターがソロHR3本で0-3とリードを許すいやな展開。しかしフィリーズの内野にエラーが続出。そこにつけこんで同点に追いつくと、お得意の延長戦に持ち込みます。延長ではスティーブ・ピアスのファインプレーなどもありつつ、ブルペンが安定した力を発揮。最後はアダム・ジョーンズのサヨナラ2ランで勝利をつかみました。46,611人という満員札止めの観衆は半分以上がフィリーズファンだったようですが、オレンジを着たお客さんたちは大満足だったことでしょう。

6/10 オリオールズ5-フィリーズ4 ○ 勝:ダレン・オデイ(4-0) BOX

クリフ・リーから初回に1点先制するも、頼みの先発ハメルが不調でたちまち1-4と逆転されてしまいます。このところ1勝1敗の3戦め(ラバーマッチ)を勝てていないので、少ししょぼんとなりかかったところで、伏兵スティーブ・トールソンが輝きを放ちました。

4回裏、2アウト二、三塁から同点3ラン! ノーアウト一塁のチャンスを併殺でつぶし、あらためてつかんだチャンスだったのでこれは大きかった。リーは結局6回でマウンドを降り、今季初勝利はおあずけに。(クリフ・リーが未勝利なんて信じられない。)

この日、トールソンは守備でも輝いてました。6回にはペンスの打球を横っ飛びでアウトに。

ブライアン・ロバーツが復帰したため、今日、予想どおり3Aにオプションされましたが、そのことについて「もともと上での時間は限られているとわかっていたからね。これで終わりかどうかもわからないし。それにロバーツがチームにもどってくるのはとてもうれしい。それでぼくが3Aに行くとか、そんなことは関係ない」と述べています。いい人や(T_T) 守備がしっかりしてるので、どこに突っ込んでも安心して見ていられる選手。また必要なときにあがってきてくれるでしょう。

試合はこのまままたしても延長戦に入り(ほんとに勝ち身が遅い)前日のジョーンズにつづき、この日はマット・ウィーターズがサヨナラ2ベース! 交流戦でふだんこの球場でプレーしなれていないフィリーズのハンター・ペンス、ちょっとフェンスに寄りすぎてクッションを誤ったかもしれません。

これで延長戦は9連勝。チーム記録です。

というわけで、どうにかこうにか交流戦初戦を勝ち越すことができました。ぜーぜー。どこのチームとやってもなりふりかまわず、必死なオリオールズです。

その他の動きなどを。

◎トミー・ハンターの昇格にともなってブルペンのミゲル・ゴンザレスを3Aにオプション。アリエッタがオプションされるのではというもっぱらの観測だったのですが、アリエッタはブルペンに。ゴンザレスはロングリリーフでなかなかいい投球を見せたので、今後3Aで先発投手として育てるようです。ゴンザレスはメキシコ出身。84年生まれの28歳。2004年エンジェルスと契約し、2008年にはルール5ドラフトでボストンへ。しかしメジャー登板はないまま昨年解雇。今年3月にオリオールズマイナー契約し、5月にメジャーデビューを果たしていました。

◎ロバーツの昇格にともなって、スティーブ・トールソンが3Aへ。40人ロスターを空けるため、ノーラン・ライモルドを60日DLに。ライモルドは痛みはなくなったものの、まだしびれが残っており、力の入らない部分があるようです。神経系の障害なので心配……。

◎ブライアン・マトゥス、今日、試合前のバント練習で鼻に自分の打球が直撃(>_<)

ALの投手陣にとって交流戦の打撃は楽しみであると同時に、かなりの鬼門かも。とくにバントですね-。オガンドもバントのあとの走塁でケガしましたし。春には今日の対戦相手、パイレーツのバーネットがバントで顔面骨折してます(すみません、勝手にリンクを貼らせていただきました>パイレーツ ~The Dark Ages~さん)。バーネットもヤンキースから移籍して間もなくでした。

幸い、マトゥスは骨折をまぬがれ(鼻っ柱が強い?)明日はおそらく先発の見こみ。よかった~。ブライアンがひとり帰ってきて、ひとりいなくなるのではこまります。もっとも鼻骨骨折の場合、そのまま出続ける選手も多いようですが。(今年だと巨人の亀井とか。でも野手の場合、クロスプレーもありますし、けっこうこわいです。)

現在試合は5回。ブライアン・ロバーツ、3打数2安打。すばらしいです、ロバーツ。たのむからもうどこにも行かないでずっとチームにいてください!