Koji's Classroom II

ボルチモア・オリオールズと上原浩治投手の応援ブログ。スポナビ+から引っ越してきました。

ロバーツ3の4、人生初のクリーム攻撃(*^-^*)

ブライアン・ロバーツ、さすがです。すばらしいです。復帰初戦で4打数3安打、1打点。まだたったの1試合だからこれで有頂天になるわけではないけれど、第1打席のヒット、試合後のインタビューと、今日は見ていて何度かじんと目頭が熱くなりました。

6/12 オリオールズ8-パイレーツ6 ○ 勝:チェン(6-2) S:ジョンソン(19) BOX

チェンは、初回に2アウトからマッカチェンにヒットと盗塁を許し、動揺したのかそのあと四球とタイムリーで1点失いましたが、2回からはほぼ落ちついて見ていられました。7回、無死二、三塁からショートゴロで3点目を失ったところで降板。三塁に残したランナーが犠牲フライで生還したので都合4失点。三振4、四球2。ERA3.68。「ファストボールの制球がよかった。しっかり低めをついていた」とショウォルター監督も評価していました。(動画)

チェンのあとをひきついだアヤラもよく投げましたが、4点差の9回に出てきたグレッグの「四球→HR→2点差」は余計でした(^_^;; せっかく、このところいい投球を続けているのに、ときどき「オレはこんな優等生じゃないんだ! これがオレの本性だぜい」みたいなピッチングをするんですよね、グレッグって。まったくもう。

打つ方ではレノルズの2ラン、ジョーンズの18号ソロ、クリス・デイヴィスの11号2ランという、3本のHRなどで8得点。

でもなんといっても今日はブライアン・ロバーツの3安打+犠牲フライでしょう。

13か月ぶりの復帰。脳しんとうを発症したのは昨年5月16日の対BOS戦、一塁にヘッドスライディングしたときでした。一時は周囲で動きまわる人を見るだけでめまいがする日々だったそうな。昨年の、こちらのエントリにもそのあたりのことを少し記しています。

長くつらい日々を経て、今年になってようやく野球のトレーニングを開始し、地道に一歩一歩積みあげて迎えた今日の試合。

最初の打席に立ったとき、ファンの声援と拍手を浴びて「自分でも思ってもみなかったほどグッときて、涙をこらえるのに少し時間がかかった」というロバーツ。

試合後、インタビューの最中には、アダム・ジョーンズから「野球人生初」というシェービングクリーム攻撃も受けました。故障明けのロバーツを気遣って、ふわっ、ぐるぐる……と、やさしくしつこく(笑)

「今まで人がやられるのを見て、なんでうしろから来るのに気づかないんだろうと不思議だったけど、ほんとうに気づかなかった」と笑いながらも「これでまた本当にチームの一員になれた気がする」と目をうるませる姿を見て、またまたじんと来てしまいました。

明日からは通常オペレーションで、打てても打てなくても当たり前のようにそこにいつづけてほしいです。復帰おめでとう、ロバーツ。

その他の情報を。

◎ブライアン・マトゥスの明日の先発の可否はぎりぎりに決定。

バント練習で鼻に打球を受けたマトゥス。幸い骨折はなかったとのことで、一応明日の先発をする心構えをしつつ、腫れの度合いなどを見て試合前に決めるようです。投げられない場合、けっきょくまたアリエッタが投げるのか、あるいはダナ・イヴランドが投げるのか、いろいろ流動的。

◎エンディ・チャベスが、今日の試合中に走塁でハムストリングを痛めて退場。Day-to-day。DL入りするかどうかは、これまた明日の状態を見て決定。せっかくこのあいだ復帰して、打撃も好調だったのに。

DL入りとなる場合、代わりに誰を昇格させるか。今日オプションされたばかりのトールソンもあり得るかも(DLの選手と入れ替える場合は、3Aに10日滞在する必要なし。)

テキサス・レンジャーズ、オガンドは、内転筋挫傷で全治4~6週間。「思ったより少し重かった」(ダニエルズGM)とのこと。15日間DLに入り、代わりにマイケル・カークマンが昇格。いっぽうホランドとフェリスは順調に回復し、ともに近日中に投球プログラムを始められる見こみだそう。フェリスは離脱してひと月ノースローだったんですね。このあと投球プログラム→ブルペン→マイナーでの実戦と進むので、どう早く見積もっても復帰は7月中旬以降? ホランドは関節や筋肉の故障ではないので、比較的早く戻れそうな気もしますが。そんななか、今日のコルビー・ルイスの完投はほんとに立派でした。エースですね。

さ、そんなわけで明日は、オリオールズは先発が不明。

マトゥス、もし投げたらがんばれ……って、「もし~たら」だと、激励文として弱いや(^_^;; しゃあない、打ち勝つ方面でがんばりますか。今日も3HR出たし、明日もぜひ。

Go, O's!