Koji's Classroom II

ボルチモア・オリオールズと上原浩治投手の応援ブログ。スポナビ+から引っ越してきました。

あかん……踏みとどまれ

過去10試合で3勝7敗のオリオールズです。

ふんばりどころだぜよ(>_<)

インターリーグが終わってから、6/26~27のエンゼルス戦に連敗、きのう6/28は5連敗中だったインディアンズ相手に2-7と完敗。特に、一昨日はハメルが自己最多の8失点、昨日はチェンも自己最多の6失点と、最も頼りになる投手が2日連続で粉砕されたのが痛いです。

その3試合のスコアが3-7、1-13、2-7。ERA8.33。うぐぐ。

打線もどん底で、6/15日~のブレーブス3連戦以降の12試合で、4点以上取ったのはわずかに1度(5-0)。その間のRISP(得点圏)での打撃は63打数6安打。いやはやいやはや。

先週の土曜日6/23日、ホームでのナショナルズ戦の試合前、デュケットGMとショウォルター監督がシーズンチケット・ホルダーを前にState of the Orioles Address(「施政方針演説」みたいなもの)を行い、「オリオールズは現在首位と1.5差です。今年は全力でプレーオフをめざします」と言挙げしたのですが、その日以来1勝しかできず、気づけば首位ヤンキースとは5差。うしろにはボストンが1.5差で迫ってます。定位置、なんて言葉は意地でも使いたくないけど(って使ってるけど)、剣が峰に差しかかっているのはたしか。踏ん張れ、オリオールズ

まあ、かみあわせの悪い負け方じゃなく、投打ともかみあわせよくどん底だから、あがるときは一緒にあがるかもね~(超ポジティブ思考で)。

きのうの試合後のチェンのコメントを。日本の記事はこちら。

こちらはMASN版:

「自分の仕事ができなかった。制球が悪かった。

すべてぼくの責任です。攻撃陣のことは関係ないです。

球の感触は毎日違いますが、今日はどの球もだめだった。いい日もあれば悪い日もあるけど、今日はテンポもリズムも悪かった。次の登板ではチームの力になれるようにしたいと思います」

その他の情報を。

◎(6/27)マット・リンドストロームを登録。スティーブ・トールソンを3Aにオプション。

中指腱の損傷でDL入りしていたリンドストロームが復帰。代わりに投手ではなく、野手のトールソンをオプション。

◎(6/28)ニック・ジョンソンをDLへ。ゼイビア・エイヴァリーが3Aから再昇格。

ニック・ジョンソンは、前日の試合の最初の打席でスイングしたとき、古傷の手首を痛めたもよう。MRIをとって、現在、結果待ち。

ケガによる入れ替えなのでオプションされたばかりのトールソンを呼び戻す手もあったかもしれないけれど、5月に鮮烈デビューしながら、その後不調に陥り再び3Aに戻っていた22歳のエイヴァリーが再昇格。昇格前の11試合で.333の打率を記録していました。ライモルドが手術を受けて今季絶望となり、オリオールズはこのところ純粋な外野手がアダム・ジョーンズだけという状態でしばらく戦っていたので、エイヴァリーの合流は望ましいです。急造外野手たちとジョーンズが衝突しそうになったり、危ない場面が多々あったので。打撃でも活躍してくれればもっとのぞましいですが。がんばれ。

泣かせるのはトールソン。リンドストロームとの入れ替えで3Aに落ちたときには「残念。またあの場所をめざす」とツイートしていたのに、自分でなくエイヴァリーが昇格したときには「おめでとう、がんばれよ」と祝福してた。ええやっちゃ。そんなにいい人でいいのか、とも思うけど、好きですよ、こういう人。また後半戦、苦しいところでいい働きをしてほしいです。

◎ショウォルター監督、ダレン・オデイにドッキリをしかける。

 MLB FanCaveの企画らしいのですが、「ウォールストリートジャーナルのインタビューで、〈ソロホイール〉という一輪車の試乗をしていると、ショウォルター監督がそれを見とがめて、『ケガでもしたらどうするんだ。きみは取材と試合のどちらが大切なんだ。きみにはがっかりだよ、ダレン』と激しく非難する」というドッキリ。真っ青になってるダレン・オデイがかわいそう(笑)。ショウォルター監督の演技力が半端ないです。

わたしはドッキリを見てるとどきどきしてしまうので、苦手なんだけど、これを見ていてアメリカ人ってすごいよなーと思いました。「チームの調子が悪いときに、監督がなに遊んでるんだ」って日本だったらなってしまいそう。でも不調のときこそ笑いやユーモアは必要なんですよね。

へこたれない精神で食らいついていってほしいです。Go, O's!