Koji's Classroom II

ボルチモア・オリオールズと上原浩治投手の応援ブログ。スポナビ+から引っ越してきました。

上原連投&プロファー、メジャーデビュー

更新がやたらと続いてしまって申しわけないのですが、上原の登板もまとめておきます。

8/31 レンジャーズ5 - インディアンズ3 ○ 勝:デンプスター(9勝6敗) S:ネイサン(28)

BOX

上原、5対1と4点リードの9回に登板。2安打(うちHR1)2失点。防御率2.59。

1 カルロス・サンタナに3球めのファストボールをライトに打たれ、ツーベース。

2 コッチマンに2球め、「曲がらないスライダー」(Game Dayでは4シームと表記されてます。それくらい曲がらなかったか?)をライトに運ばれHR。

3 カレーラを6球めのファストボールでライトフライ。

動画 ブログ

たしかに動画で見ると、HRを打たれた球、ほんのちょっとだけ曲がってる(^_^;; まだいろいろ試行錯誤みたいですね。

9/1 レンジャーズ3 - インディアンズ4 ● 負:フェルドマン(6-11) BOX

上原、3-4と1点ビハインドの8回裏に登板。三者凡退。防御率2.49(15球。うちストライク12球) 復帰後初の連投。

1 前日、ファストボールで二塁打を打たれたサンタナと8球の勝負。全球スプリット。最後はボテボテのセカンドゴロに。

2 ブラントレーを4球め、スプリットで浅いレフトフライ。

3 キャンズラーを、3球め、アウトハイのファストボールでセカンドポップフライ。一転、全球ストレート勝負。

動画 ブログ

本人のブログもうれしそうだけど、この日は投げさせてもらい、しかも結果が出せて本当によかった。前日のHRで、昨年の悪夢や前半戦の間遠な登板がちらついてしまったので。前日にくらべると、この日は球が低めにコントロールされていてよかったと思います。

デッドラインのトレードでやってきた捕手ソトとのマッチアップ。なぜかスライダー投手と思われてるんだそうで(^_^;;(記事) もう少しいろんな面で調整が必要そうですね。

じつはこの連投のちょうどあいだぐらいのタイミングで、ロビー・ロスが前腕の張りでDL入りしています。今季52登板でERA1.78、リリーフ登板で6勝0敗と大活躍のルーキー左腕。若干、登板過多に思える時期もありましたから、いい休養にしてほしいのですが、そんなわけで左バッターを苦にしない上原がきっちり投げることが今はとても大切です。連投にはそんな首脳陣のもくろみがあったはず。

ソトともうまくコミュニケーションをとって(笑)安定したピッチングを続けてほしいです。

さて、今日の試合でレンジャーズでは19歳のトッププロスペクト、ジュリクソン・プロファーがメジャーデビュー。初打席初ホームランというでかい仕事をやってのけました(動画)。(わたしの記事より何十倍もくわしい「1000 Ballgame Ways」さんにも勝手にリンクを貼らせていただきますね。)

1993年2月20日生まれの19歳。オランダ領アンティルキュラソー出身。

なによりびっくりするのは、まだ少年のようなほっそりした体型であること。えっ、この体格でこの打球を飛ばすの? という衝撃があります。これからどんどん鍛えてプロの体になったら、いったいどんな選手になるんでしょうか。ハーパーやトラウトには、「20歳でこんなにガタイがいいの?」という驚きがありますが、このプロファーやオリオールズのマチャドはまだこれから体自体も大きくなりそうでたのしみです。

それにしても今季のMLBの有望新人たちときたら、ほんとに度肝を抜いてくれますね。メジャーリーグのスケールの大きさをつくづく感じさせられます。