Koji's Classroom II

ボルチモア・オリオールズと上原浩治投手の応援ブログ。スポナビ+から引っ越してきました。

Fresh Start: ヒデキとコウジ【追記あり】

なかなか書けずにいるあいだにいろいろなことが起こりました。

松井の引退発表は、わたしのなかでは、「レイズからDFAされてマイナーリーグ残留を選ばなかった時点で、うすうす感じられていたことを明文化したもの」という印象ではありましたが、それでもやはりさびしかった。

東京ドームや神宮球場で何本かのHRを生で見ましたが、松井が打てば、試合結果がどうあれほくほくして帰れる、そんなプレーヤーだったと思います。松井のホームランには人を幸せにする力がある、と何度も思いました。

ヤンキースを出てからの3年間はけっして思いどおりではない日々だったかもしれませんが、もしも松井が将来指導者という仕事につくのだとしたら、この苦悩の日々はかけがえのない時間だったということになるでしょう。これからどんな道をたどってまた新たな松井秀喜を見せてくれるのか。つぎのステップを楽しみに待ちたいです。

ちなみに松井のメジャー最後のHRは、はからずも、6月1日のオリオールズ戦、チェンから打ったものということになりました(動画)。チェンにとってはあの日が松井との初対戦。その初球をたたかれたHRです。

あのときはこれが最後になるなんて夢にも思わず、さすが松井、という気持ちしかなかったのだけれど。

そしてKoji's Classroom的にいえば、上原-松井対決は、もっと何度も見たかった。松井との対戦は6打数無安打1三振。メジャーデビュー戦でたしか3打席ぐらいあったはずだから、そのあとわずか3打席ということですね。デビュー戦の動画はこちら。短い中になぜか松井との対戦が2回出てきます。

上原にとっては特別な先輩だった松井さん。 巨人時代には、「上原が投げると松井が打つ」と言われたときもありました。

27日の記者会見を見ながらぼろぼろ泣いていたという上原。

「人間的にも野球選手としても超一流。あれ以上の選手は上を見ても下を見ても、僕はいないと思っている」とたたえています。(それでいながら、先輩なのに「ゴジ」なんて呼んだりもしていたんですけどね(笑))。

「引退を撤回してください」という記事にひとつリンクを貼っておきます。(リンクが切れたらごめんなさい。)

さて、きのうは上原さん、NHK-BSの〈ベストスポーツ〉に生出演でした。

来年からはボストン・レッドソックスの一員。

レッドソックスなら、あのひげもなじみそうだなと思っていたら、なんとなんとひげももみあげもきれいに剃って、ルーキーのころのようなフレッシュなコウジさんになっていました。うふうふ(←こわいって)。

 

Koji Uehara, clean shaven and looking 10 years younger.(Dec. 29, 2012)

どないだす? 10歳は若く見えますよね。

話の内容より顔ばっか見てた気がします(笑) 

心機一転。2013年はルーキーのような気持ちで、ますますいい1年にしてもらいたいです。

【追記】 1月4日、TBSラジオで〈荒川強啓のデイ・キャッチ〉に出演したときのポッド・キャストがあったのでリンクを貼っておきます。ボストンに決めた理由、さまざまな経験を積むことの大切さ、WBCへの思い(「ぼくはあらゆるトーナメントは準決勝がいちばん大事だと思ってますから」……そうだそうだ~!!)など、なかなか興味深い話満載ですのでぜひお聴きになってみてください。

ちなみに今日(6日)はNHKのサンデー・スポーツに中日の浅尾投手といっしょに生出演です。やっぱりWBC話が多くなるのかな? つるつるコウジくんなら浅尾きゅんにも対抗できるでーw がんばれ!