Koji's Classroom II

ボルチモア・オリオールズと上原浩治投手の応援ブログ。スポナビ+から引っ越してきました。

"paint" 2009.5.5 Kouji vs レイズ

"Their guy was totally a deceptionist," Maddon said. "... He really paints. He's an artist. The strikes-to-balls ratio is ridiculous in his favor." (レイズマドン監督の試合後のコメント。MLBオフィシャルサイトより)

「上原には徹底して裏をかかれた」とマドン監督。「彼はコーナーぎりぎりをついてくる。アーティストだ。ストライク率が非常に高い」(筆者試訳)

あ、ちゃんとスポニチにも記事がありました。

”試合後、オリオールズ・上原を攻略した敵将マドン監督の口から出た言葉はまるで敗者の弁だった。「彼はペインターであり、アーティストだ。両サイドのコーナーをきっちり突いてくる。ストライク率も驚くべきものだった。角度や球種を変えるので、ボールが同じように来ることはない。彼をつかまえられたのは幸運だった」。制球のいい投手に贈る最大級の評価“ペインター”の言葉を使い絶賛した。”(2009年05月07日 スポーツニッポン

paint the black というのは「コーナーをつく」ということ。

【野】 ホームプレートの黒く見えるふちの上を通って確実にストライクになるボールを投げる.(英和辞典『リーダース・プラス』)

マドン監督のコメントを読んで「でしょー! えっへん」と胸をはったわたくし(笑)

あと、"He really paints."って、paint単独でも使うんだと知っておもしろかった。

paint the blackが、上原の生命線。今年はそれができてると思う。めざせマダックス

中4日で回ってくるのでスタミナを維持するのが大変だけど、7回を投げきれれば数字はついてくるはず。

あと、オリオールズの守備陣、なんとかがんばってほしい(泣)。