Koji's Classroom II

ボルチモア・オリオールズと上原浩治投手の応援ブログ。スポナビ+から引っ越してきました。

ALDS一抜け!接戦制して2度目のシャンパンファイト

10/4(火) レンジャーズ4ーレイズ3 ○

レンジャーズ、粘るレイズを突き放して、アメリカンリーグ・ディビジョンシリーズを制しました。ファーストステージ、クリアです。

デイゲームだったので、起きたときにはすでにキンズラー兄さんの先頭打者弾が。さらに、ごそごそとパソコンを立ち上げるまでにベルトレの最初のHRも。いくつかトピックを拾いながら簡単に振り返ります。

◆ベルトレは、2戦めまでヒットがなく、きのうようやく初ヒットが出たと思ったら、今日は大・爆・発の3HR。すごすぎます。

これまでポストシーズンで3HRを打ったのは、米スポーツ記者諸氏のツイートによれば:

ベーブ・ルース (1926, 28 WS)、ボブ・ロバートソン (1971 NLCS)、レジー・ジャクソン (1977 WS)、ジョージ・ブレット (1978 ALCS)、アダム・ケネディ( 2002 ALDS)だとのこと。そうそうたる面々。ベーブ・ルースは2回やってるんだ。

◆試合のほうは、2回にレイズがジョイスのツーベースでロドリゲスがホームに突入し1点を返します。NHKの録画放送で、今ちょうどそのロドリゲスとナポリの激突シーンをやりましたが、ナポリ、無事でよかった。トレーナーが試合中ずっとチェックしていたけれど、脳しんとうなどもないとのこと。ナポリ自身も「あれはクリーンなプレー。ロドリゲスとは友だちだけど、グラウンドに出れば真剣勝負だよ」と語っていたようです。

◆レイズは3被弾のヘリクソンを4回であきらめて、初戦でみごとな投球をしたムーアをマウンドへ。今日のことだけ考えたらムーア先発でもよかったのかなとも思いますが、来年以降のことも考えたらヘリクソンにもPSの先発をきちんとやらせるのも必要、ということだったんでしょうね。ムーアはきょうもbrilliant でしたが、唯一ゆるしたヒットが7回表のベルトレの3本め。最終的に1点差で終わったので、この一発は非常に大きかったです。

◆レンジャーズのほうは、ハリソンが5回97球、2失点、9奪三振。そのあとホランドーアダムズーオガンドーーフェリースとつなぎました。

昨日メルトダウンしかけたアダムズは8回ではなく7回に登板。解説のバック・マルティネスは、何イニングめ、というよりも、昨日HRを打たれたジェニングズにわざとぶつけて自信を取り戻させたかったのだろうと言ってました。今日はいつものおちついたアダムズに戻っておりました。(アダムズって、中世の騎士の甲冑が似合うだろうなっていつも思う……。)

◆オガンドーはすごいですね。球速、制球。まさにnasty stuff という感じ。この先、ブルペンで大きな鍵を握りそう。

◆そんなわけで今日は上原の出番はなかったけれど、リーグ・チャンピオンシップからはさらに長丁場になるので、まだ挽回のチャンスはあるはず。本人も「備えよ常に」モードだと推察しますので、がんばってほしいです。

◆それにしてもレイズは本当に粘り強くて、最終回もフェリース相手に1点差まで迫りました。レンジャーズの勝った3戦はすべて1点差。きのうの第3戦ではノーラン・ライアンが「こんなにストレスのかかる試合は記憶にない。生きた心地がしなかった」と述べたほど。シーズン中、とくに私が見始めた8月以降はわりと大差でガツンと勝つ試合が多かったので、このレイズとのつばぜり合いを制したのは、すごく大きかったと思います。レイズにも心からの敬意を。

◆というわけで、2度目のシャンパンファイト。報知の柳田記者のツイートによれば、たてやんの仕掛けでリリーフ陣が総出で上原浩治シャンパンを浴びせまくったそう。前回はちょっと遠慮がちに建山とかけあっただけだったみたいだけど、混じれてよかったね。たてやんの心遣いがうれしい。

シャンパンファイトの模様。この光景は日米でちっとも変わりませんね。

アンドルースのはしゃぎっぷり レポーターのお姉さんにかけまくるのも日米共通(笑)。

さあ、これで明日1拍置いて次のステージに進みます。相手も場所もNYY-DETの結果待ち。次も楽しみに応援したいと思います。

Go, Rangers!