上原:3連投で3連続セーブ!
うわー、連投しても大丈夫そうだとなったらいきなりきました、3連投。
まずはこちらの写真から。どうですこのガッツポーズ! 今日はレッドユニなんですね。これがまたくやしいけどめちゃめちゃ似合っていてかっこいいなー。
試合は6回までBOSが1点リード、7回表にベイリーがTORのエンカルナシオンにHRを(また)打たれて同点に。しかしそのあとゴームズのタイムリーなどでBOSが勝ち越すと、8回はこのところ登板がかさんでいたTazではなくミラーがおさえ、9回に上原が登板という流れでした。
きょうはうちのMLBTVが不調で、まだイズトゥリスとの対戦しか見られていないのですが、ボックススコアと本人のブログを見ると、さすがに連投の疲れがにじんでいます。
1 イズトゥリス 6球め、ファストボールで見逃し三振。低めのいいところにきまりました。
2 ボニファシオ ファウルで6球ねばられるも、8球め、スプリットで空振り三振!
3 レイエス 初球のスプリットをショートゴロ。
動画(vsレイエス)
この3日間の球数を見てみると、一昨日が13球、昨日が16球、そして今日が15球。球数が少ないからこそできた3連投でもあるけれど、やっぱり今日は一番打ち取るのに苦労していたんじゃないかな。最後のレイエスが初球を打たずに粘っていたら、かるく20球越えていたかもしれません。さすがに明日は登板ないんじゃないでしょうか。できたらアップもしなくてすむよう、試合前に伝えてくれるといいなあ、ファレル監督。(よそのチームだからなんでも言える(笑))
あっ、でも大丈夫。上原、明日は休むって自分で言っちゃってるしw。こちらの記事をどうぞ:
上原が3連続セーブ
Uehara picks up third straight save
June 29, 2013, 12:45 am
9回表の攻撃を三者凡退にしりぞけ、上原が3日連続のセーブをあげた。6月21日にクローザーに指名されてから3つめ、今季4つめのセーブ。3日連続でセーブを挙げるのは、上原にとって初めてのことだ。3日間とも2三振ずつ奪い、球数はトータルで44球。うちストライクが33球で、ストライク率は驚異の75%に達する。
ファレル監督は語る。
「今日試合前のキャッチボールを終えたあと、本人がいけると言ってくれた。だからセーブのつく場面でいってもらったよ。ジュンイチ(田澤)はこの1週間で5回登板しているから今日は使いたくなかった。コウジは今日もてきぱきと片づけてくれたね」
いっぽう上原はこう語る。
「体の声をきかないと。それを怠ってケガしてしまったら、チームに迷惑をかけますからね。今日は、バッティング練習のあいだに、監督に、いけるって伝えました」
クローザーになっても気のもちようは変わらないと上原はいう。
「前にもやったことがありますから。特別にうれしいということはないです」
ただし3連投の疲れはあったようだ。
「今日はちょっと体が重かった。この何日かにくらべて、キレも今イチでした」
そして、笑いながらこうつけ足した。
「明日は無理って伝えます」
笑いに包みながらもちゃんとホンネを言ってますね?(笑) さすがやわ。ま、明日はTazもいるし。
あ、また写真を発見。いっぱいあるな~。サルティにがばっと抱きつく上原さん。もう、かわいいんですけど。
ただ単にセーブを挙げるだけではないんですよね。
少ない球数で、ポンポンと打者を打ち取るストレスの少なさ。これがファンから愛されるゆえんです。ボストンファンには#HighFiveCityというツイッターのハッシュタグがあって(上原専用なのかどうかは知らないけれど)、上原の登板が終わるとたくさんのツイートがアップされます。「男が男にほれた」とか「上原をサイヤングに」とか「世界中の愛を集めてダイヤモンドの形にして、コウジに贈りたい」なんてツイートを見かけましたぜ(笑)。
うまく体の声をききながら、爽快な登板を続けていってほしいです。
◎Redsox.jpによると「レッドソックスのピッチャーとして、3日連続セーブ、無安打、無失点、全3試合で2奪三振以上を記録した投手は、上原選手が初めてです!!」とのこと。歴史に名を刻みました。
◎いつの間にかまた防御率が1点台にもどったんですね。1.91。33イニングで三振48というのもほんとにさすがです。そして現時点でのWHIP 0.79 は、30イニング以上投げたリリーフ投手のなかではベスト2の成績だとのこと。(ベスト1はだれなんだ?)ソース:bleacher report