Koji's Classroom II

ボルチモア・オリオールズと上原浩治投手の応援ブログ。スポナビ+から引っ越してきました。

Trembly on Koji: 監督のコメント

ナショナルズ戦は2連勝のオリオールズ

明日の第3戦は、上原の登板予定日だったが、すでに3Aからデイヴィッド・ヘルナンデスが呼ばれて先発予定。せっかく再昇格したのだからがんばってほしい。

上原は、明日にもDL入りが発表される予定で、一応前半戦中に期間は明けるものの、おそらく登板しないままオールスター休みに突入するだろうとのこと。寂しい……けれどしかたがない。

ただ、腫れは(まだあるにせよ)かなり引いたそうなので、少しだけほっとした。

一部報道でもちらっと伝えられていたけれど、土曜日の試合前、上原はトレンブリー監督と直接話し合って、「期待に応えられなくて申し訳ない」という気持ちを伝えたらしい。

それに対する監督のコメント。

「わたしは、『そんなことはない』と言ったんだ。まだまだシーズンは先が長い。後半戦が丸々残っている。そのとき万全の状態で投げてほしい、とね。

あれだけの注目を浴び、期待を背負ってここまで来たんだ。それがどれだけ大変なことか。だからとにかく、いい状態で投げてほしい。彼はチームの大切な一員だ。今日は、ヒジの状態もだいぶいいようだから、願わくはこのまま回復して、できるだけ早く戻ってきてほしい」

さらに、先発か中継ぎかという問いに答えて:

「わからない。わたしの中では先発だが、とにかく万全の体調を取りもどさせることが第一だ。

ここに座って、コウジのように投げられずに傷ついている選手のことを話さなくちゃならないのは、つらいことだ。彼はチームに多くのことをもたらしてくれている。楽しい男だし、投げればすばらしいピッチングをする。興奮と、期待を感じさせる、誰にも負けない好投手だ。なのに体調が万全でないために、試合に出られないのだから」

読んで、少し泣きそうになった。

もちろん、「何甘っちょろいこと言ってるんだ」という反応も多々あるのだ。「期待を裏切ってるって? まさにそのとおり」と。当然のことだし、反論のしようもない。

でも、直接の上司である監督に真情を吐露して、それを理解してもらえるのは、どんなにありがたいことか。

落ちついて、がまんしてリハビリに取り組み、投げられるようになったらどんな役割も受け入れて、上原の上原たるゆえんを示してほしいと思う。

それまでわたしも、地味にオリオールズを応援しつつ、仕事(←いちおうある)にいそしみます。(ブログもときどき書くように努めます。)