Koji's Classroom II

ボルチモア・オリオールズと上原浩治投手の応援ブログ。スポナビ+から引っ越してきました。

コウジはこつこつ

いろいろびっくりすることがありすぎて頭がぐらぐらなんですけど(笑)、明日からいよいよオリオールズ×レンジャーズ戦が始まってしまうので、その前に上原の4月末と5月初めの計4登板をまとめておきます。

4/27 レイズ戦(ホーム) 4-8 ● 

4-8の7回表に登板。9球( ストライク7球)三者凡退。ERA3.00

1 クリス・ヒメネスを2球めファストボールで強烈な三ゴロに。ベルトレがすばらしい反応でさばき、くるっと回転して一塁送球。感謝。

2 エリオット・ジョンソンを4球めフォークで二ゴロ。

3 デズモンド・ジェニングズを3球め、フォークで遊ゴロに。

めずらしくゴロ3つでした。

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4/28 レイズ戦(ホーム) 7-2 ○ 勝:ルイス 

7-2の9回表に登板。1回三者凡退、三振1、ERA 2.57 

1 マット・ジョイスを2球めファストボールで大きなライトフライに。少しひやっと。

2 ブランドン・アレンを2球め、スプリットで二ゴロ。あまり落ちなかったけどタイミングをはずした。

3 エリオット・ジョンソンを三球三振。直・スプ・スプで、スプリットは2球とも空振り。

今季初の連投。

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5/2 @トロント戦 5-11 ●

8回裏に登板 10球 三者凡退、三振2 ERA2.25

1 ケリー・ジョンソンを5球めのスプリットで空振り三振。本人によれば2球めのスプリット(ファウル)は落ちなくてひやっとする球だった模様。

2 ユネル・エスコバーを2球めのスライダーで遊ゴロ。キャンプで苦労して練習した球種。うれしかった模様。

3 ホセ・バティスタをファウルチップで空振り三振。すべてファストボール。

  現地解説でも「投げるたびによくなっていますね」と評価。「昨年移籍して最初に対戦したバッターがこのバティスタで、そのときは三振にしとめました」とエピソードを紹介したとたんの空振り三振でした。

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5/6 @インディアンス戦 2-4 ● 負:ダルビッシュ

8回裏に登板。 15球(ストライク10球)三者凡退、三振1、ERA2.00

1 秋信守を8球め、高めのファストボールで空振り三振。ファウルで3球粘られ、カウント2-2でした。

2 マイケル・ブラントリーを3球め、スプリットで一ゴロ。ベースカバーに入る。

3 ケイシー・コッチマンを4球めスプリットで一ゴロ。またしてもベースカバー。

現地解説:「ファストボールの球速が88-89マイルから89-90マイルにあがっていますね。昨年のトレード時にはとまどいがあったようですが、チームにもなじんで1登板ごとに自信をつけているのでしょう」

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これで27登板連続無四球。チーム最多記録と中継では言ってました。

最後に四球を出したのは昨年8月6日のタイガース戦、カブレラに対して。

マーク・ロウとともに上原は今のところブルペンBチームを担っているわけだけれど、それはTEXブルペンがおしなべて好調であることの証。中継でも言ってましたが、K/BBがすばらしく、無四球のリリーバーがオガンド、アダムズ、上原と3人。ブルペンが四球から崩れる場面がほとんどなく、しかも奪三振率も高い。

ただ、このところ先発陣が比較的早いイニングで交代する試合が増えているので、登板試合の多いオガンド、アダムズ、ネイサンあたりの負担が増しつつあるのかなという感じ。

だからこのところの上原の口グセは「こつこつ」。とにかくいい登板を積み重ねていけば、自然とチームへの貢献度も増していくはず。目の前の登板をひとつずつ。目の前の打者をひとりずつ。そして毎日のケアもこつこつと。がんばってほしいです。

さあて、明日からはいよいよ現在19勝9敗でメジャー最強(?!)のオリオールズとの4連戦。やりにくいと思うけど、上原に関してはとにかくいい登板をしてほしい。どんな場面であれ、相手がだれであれ、びしっと抑えてほしい。

それが理屈抜きの上原ファンとしてのわたしの基本的な願いです。

(で、オリオールズに対する希望はオリオールズのエントリに(笑))